現在販売している石井焙煎士による「エスメラルダ スペシャル ゲイシャ ウォッシュド トラピーチェ 65AS」ですが、発売より大変多くのご反響をいただいており、誠にありがとうございます。
信じられないくらいクリアで、強い甘みの中にゲイシャフレーバーという存在感は、数あるゲイシャコーヒーの表現としては、ある意味で異色。
誰でも簡単レシピが完成!
以前はあるコーヒー会社のトップバリスタも務めていた経験をお持ちの、CROWD ROASTERお手伝いの肩書を持つTさんに、今回のエスメラルダ スペシャルを誰でも簡単に抽出することができるレシピを作っていただきました。
ともすれば難しいゲイシャ種の抽出ですが、この方法であれば、どなたでも簡単にゲイシャフレーバーを抽出することが可能ですので、ぜひ試してみてください!
ともすれば難しいゲイシャ種の抽出ですが、この方法であれば、どなたでも簡単にゲイシャフレーバーを抽出することが可能ですので、ぜひ試してみてください!
最大のポイントは蒸らしの時間をしっかり取ること
私たちCROWD ROASTER運営チームでも、もう出会うことができないかもしれない世界最高クラスのコーヒーを、少しでも美味しく飲みたいと思っていくつかの抽出方法を模索いたしました。
目指す味わいは、「ゲイシャ ウォッシュド特有のジャスミンやレモネードのようなフレーバーを最大限引き出し、高いクリアネスとロングアフターな味わい」です。
実際に、今回の石井さんによる仕上がりは、まさに極上のシルクにも似たなめらかな味わい。運営チームの誰が、何度淹れても、美味しく仕上がります。
こんなに美味しいコーヒーならば、試した抽出の、それぞれ一番良かった部分を全部盛り込んだ味わいにしてみたい!
それは世界中の素晴らしい豆に出会ったときに必ず思うことでもあります。
しかし、現実はそう簡単ではなく、あちらを立てればこちらが立たず。
それがまさに抽出のラビリンスです。
そんななか、Tさんにこの悩みも含めて相談したところ、バランスよく簡単にゲイシャの特徴をまんべんなく取りきるレシピを教えていただけました。
実際にこのレシピで抽出した仕上がりは、王道のゲイシャ ウォッシュドが持つジャスミンのフレーバーを軸に、ピーチを思わせる甘みと、今までのドリップでは出ていなかった糖蜜のようなとろみのある質感を楽しむことができました。
目指す味わいは、「ゲイシャ ウォッシュド特有のジャスミンやレモネードのようなフレーバーを最大限引き出し、高いクリアネスとロングアフターな味わい」です。
実際に、今回の石井さんによる仕上がりは、まさに極上のシルクにも似たなめらかな味わい。運営チームの誰が、何度淹れても、美味しく仕上がります。
こんなに美味しいコーヒーならば、試した抽出の、それぞれ一番良かった部分を全部盛り込んだ味わいにしてみたい!
それは世界中の素晴らしい豆に出会ったときに必ず思うことでもあります。
しかし、現実はそう簡単ではなく、あちらを立てればこちらが立たず。
それがまさに抽出のラビリンスです。
そんななか、Tさんにこの悩みも含めて相談したところ、バランスよく簡単にゲイシャの特徴をまんべんなく取りきるレシピを教えていただけました。
実際にこのレシピで抽出した仕上がりは、王道のゲイシャ ウォッシュドが持つジャスミンのフレーバーを軸に、ピーチを思わせる甘みと、今までのドリップでは出ていなかった糖蜜のようなとろみのある質感を楽しむことができました。
実際の抽出の様子【動画】
では、ここからは具体的なハンドドリップの際のポイントをお伝えします。
レシオ
・豆量:30g
・湯量:500ml(全体投入湯量600ml程度)
①挽き目は少し粗めがおすすめ
ゲイシャ ウォッシュド最大の特徴であるジャスミンのうなフレーバーをしっかりと取りながらも、クリアネスを重視して仕上げるために、挽き目は「少し粗め」がおすすめです。(EK43の14程度)
②湯温は高め
最大限アロマを引き出すために湯温もアツアツの高めがおすすめです。
沸騰したてのお湯をポットに移した温度で抽出をしました。
高温で抽出することで様々なアロマを引き出すことも可能ですが、その分雑味や渋みも出やすくなってしまう傾向にあります。
その雑味を抑えるために挽き目を粗めにすることと、抽出する際にお湯の当て方で対応します。
高温で抽出することで様々なアロマを引き出すことも可能ですが、その分雑味や渋みも出やすくなってしまう傾向にあります。
その雑味を抑えるために挽き目を粗めにすることと、抽出する際にお湯の当て方で対応します。
③ドリッパー、サーバーをしっかりと温める
コーヒーを抽出する際に温度変化が最大の敵となります。少しでも温度を変化させないために、念入りにドリッパーとサーバーを温めます。
④蒸らしの湯量を多めに
しっかりとフレーバーを出すために蒸らしの湯量は多めに注ぎます。
(最高の味わいに抽出できた際には蒸らしは結果的にお湯を44g注入)
⑤蒸らしの時間をしっかり取ること
蒸らす時間は香りの立ち方で決めます。
2投目のタイミングはジャスミンのような香りが開いてきたタイミングで注ぎ始めます。
(この時は「55秒」まで蒸らしを引っ張りました)
少し難しいですが、長く蒸らせばいいというわけでもありません。
適切なタイミングを逃してしまうと、香りが抜けきってしまいますので、香りが開き始めてきた絶妙なタイミングで2投目のお湯を入れはじめなければなりません。
⑥最大のポイント 素早く正確に撹拌する
2投目の抽出は60秒までに210ml程度のお湯を(5秒間で!)一気に注ぎ、2往復、スプーン等で撹拌させます。
ここでは躊躇せず、スピーディーかつ正確に撹拌することが最大のポイントです。
⑦抽出量まで注ぐ
あとは、今回の抽出量である500mlになるまでお湯を注げば完成です。
⑧しっかりと温めたカップに注ぐ
最後の一手間ですが、しっかりと温めたカップにコーヒーを注ぎます。
温度変化をゆっくりと楽しんでいただきたい銘柄ですので、冷めたカップに注いでしまうと、いきなりコーヒーの温度が変わってしまい、一番温かいときの味わいを楽しむことができません。
なので、しっかりとカップを温めてからコーヒーを注ぎます。
味わい始めの温かい時はジャスミンのようなフローラルで上品なフレーバーをお楽しみいただけます。
冷めていくと表情が変化し、ピーチを思わせるような濃厚な甘味が現れ、クリアネスな味わいと相まってピーチティーを彷彿とさせます。
特に、このコーヒーは冷め切るまでじっくりとお楽しみいただきたい1杯です。
冷めていくほどに表情が変化し、フレーバーに複雑味が増していきます。
冷めてもおいしいコーヒーはまさに上質の証でもあります。
いかがでしたでしょうか?
もちろん銘柄が持っているクオリティ、ポテンシャルが世界最高クラスなので、どのような淹れ方をしても一定以上の味わいをお楽しみいただけます。
淹れ方によっても味わいが変化すると思いますので、CROWD ROASTERがおすすめする抽出方法を試していただき、他のレシピで抽出した時の印象の違いも味わっていただくのも楽しいと思います。
エスメラルダ スペシャルの中から、さらに厳選したセクションでとれたこの銘柄を、LEAVES COFFEE ROASTERSの石井康雄さんが焙煎をした特別なゲイシャ。
またとないこの機会を、是非お見逃しなく!
2023.06.12
CROWD ROASTER