STORY

こだわりのピッツァに、こだわりのエスプレッソ【CROWD ROASTER 導入事例】

【CROWD ROASTER 導入事例】 KEVELOS明治神宮前店さま

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CROWD ROASTERのコーヒーは、こだわりのある飲食店でも採用されています。
その店舗の一つをご紹介します。
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数々のラグジュアリーブランドのショップが立ち並ぶ表参道、そのメインストリートから少し脇道に入ると個性的なカフェやセレクトショップ、そして隠れ家的グルメの名店が点在しています。
その中でも、本格的な薪窯で焼き上げるこだわりのピッツアで、行列が絶えない有名なお店が、2014年にオープンした「KEVELOS」(ケベロス)です。

ピッツァの名店「SAVOY」で修行を積んだピッツア職人、小原直さんが本場の味と伝統を受け継いだナポリ・ピッツアのお店です。

そんなKEVELOSで提供されるコーヒーとして、2023年からCROWD ROASTERのコーヒーが採用されています。

オーナーである小原直さんに、KEVELOSについて、さらにCROWD ROASTERを選んだ理由やお客さまからの反応などを伺いました。

ここにしかない、唯一無二の「マリナーラ」


「KEVELOS」、そして小原さんの代名詞といえるピッツアが、「マリナーラ」です。
イタリア・ナポリの地元の味として親しまれているマリナーラは、チーズを使わず、トマト、熟成ニンニク、オレガノ、オリーブオイルといったシンプルな食材の組み合わせで、食べ応えのある味を生み出します。

「使用するニンニクは店内で10日から2週間ほど熟成させるなど、素材にはとことんこだわっています。職人としての修行時代は、マルゲリータとマリナーラの2種類を焼くことしかやっていませんでした。5年間をかけてたったふたつのメニューだけを突き詰めていたんです」




小原さんのマリナーラの特徴は、ピッツァ生地として成形できるかどうかのギリギリまで攻めた生地の水分バランス。1日として同じ状態にならないピッツアの世界は、現在も毎日が勝負です。

「ここまで水を入れて生地を仕込んでいるピッツァ専門店はあまりないと思います。ギリギリのラインでバランスを保ちつつ、ピッツァが焼き上がるまでその状態を維持することで、水分もうまく調整でき、焼き上がりもふわっとした柔らかいピッツァに仕上げることができます」

そこから生まれるのが、他のピッツァとは全く違う「軽さ」です。



「口当たりは良くても、食べた後に胃にドシンとくるようでは、軽さではないと僕は思うんです。一人で1枚食べても全然重くないピッツァは、KEVELOSでしか得られない感動だと思っています」

これほどのこだわりを持って、ピッツァに一途に修行をしてきた職人は珍しいかもしれません。ここでしか食べられないこのマリナーラを求めて、多くの人がお店を訪れています。

求めたのはバランスがよくピッツァに負けないエスプレッソ


そんな職人気質の小原さんだけに、当然コーヒーにも人一倍こだわりを持っています。最も重視したのはピッツァに合うバランスのいいコーヒー。ですが、ここ半年ほど、なかなかいいコーヒーに出会えずにいたそうです。

「以前に使っていたコーヒーは、農園のオーナーが交代するなどして、豆の状態が不安定になり、それに伴って焙煎のバランスも崩れてきていたんです。鮮度は良かったのですが、開封時にはクレマが強すぎ、数時間後では全然状態が変わってしまって。バリスタがいる店ではないので、クオリティを合わせるのに四苦八苦していました。

そんなタイミングでCROWD ROASTERに出会いました。ご相談してから最初に2種類のコーヒー豆の候補をいただいて、試飲して焙煎度などを試行錯誤しただけで、グッと理想の味に近づいて、イメージ通りに仕上がっていきました」

CROWD ROASTERでは、品質はもちろん、どんな豆をどんな焙煎士に焙煎してもらうか、どんなフレーバー、どんな焙煎度を求めているのか、お客様の要望を伺いながら、調整しています。KEVELOSではエスプレッソを中心に提供していますが、そのようなお店側の要望をうかがいながら、小原さんと一緒に味を確認し、理想とするコーヒーに近づけていきました。

「料理との相性で言えば、やはりマリナーラが結構味が強いので、それに負けない味の強さが必要でした。かといって、あっさりした料理に合わないというわけでもなく、ホットコーヒーにした時にも苦味と酸味がいいバランスになっていると思います」


試飲時にもうひとつこだわったのが、砂糖を入れた時のバランスです。

「砂糖を入れた時にまるでカカオドリンクのようになるのは、相当な豆のクオリティでないとできないと思っています。ただ苦いだけじゃなく、その酸味とコクと旨味と、余韻が鼻に抜けるテイスト、さらに砂糖を入れた時のニュアンスなど、僕のピッツァとの相性の良さはイメージどおりになっています」

実はそんなふうにコーヒーの味を作り上げていく中で、店を立ち上げたばかりの頃のこだわりと情熱を思い出したそうです。

「6年ほど前、最初はナポリの豆を使っていて、初めて豆を変えることになりました。その時、本当にこだわって味を作り込んでいったんです。当時のインスピレーションが忘れられないまま、いろいろなコーヒーを使ってきてどうもしっくりこないままだったんですが、今回CROWD ROASTERのコーヒーを飲み比べる中で、『6年前に目指していたのはこれだよ!』と思い出すことができました」



こうして出来上がったのが、KEVELOSのピッツァにマッチしたKEVELOSだけのブレンドです。

常連客の「前にも増しておいしい」という言葉


CROWD ROASTERのコーヒーに変えてから、お客様からの反応が明確に変わったエピソードを、小原さんが教えてくれました。

「CROWD ROASTERのコーヒーに変更してから、あるとき、コーヒーがすごくお好きで、いつもホットコーヒーを注文される常連さんが、『ここのコーヒーって、いい意味でコーヒーじゃないよね』とおっしゃったことがあるんです。『どういう意味ですか?』と尋ねたら、『エスプレッソを突き詰めていった感じ』『前にも増しておいしい』とおっしゃって。僕たちがイメージする味をわかってくださっているのがすごくうれしかったですね。その方はピッツァについてもいつも率直な意見を言ってくださるんですが、そんな方がコーヒーをほめて下さったので、本当においしかったんだと思います」

最後に、改めて小原さんにCROWD ROASTERについて伺いました。

「まずは、豆のクオリティーが高くてしかも変化しない、これが大きな特徴だと思います。やはり、日々状態が変化してしまうと扱いが大変ですから。また、コーヒーを選ぶために試飲させていただいた時に、いい酸味が効いているコーヒーなどもありました。酸っぱいだけで後味の雑味を感じたり、キレの良さがなかったりするコーヒーはよくありますが、それとは全く違いました。CROWD ROASTERのコーヒーがとても高いポテンシャルを秘めているかということは、すごく感じましたね。CROWD ROASTERは日本のトップの焙煎士の方々が直接焼いてくださっているので、そういう意味でも間違いないと思います」


今回、CROWD ROASTERでは、ナポリピッツァに合う味を追求し、日本を代表する、一流の焙煎士の方の中から最適な方に依頼しています。クオリティの高い豆と焙煎をいつでも提供できるのがCROWD ROASTER。小原さん自慢のマリナーラと、最高の組み合わせを追い求めたエスプレッソという、世界レベルの組み合わせを、みなさんもぜひ、KEVELOS 明治神宮前店で味わってみてください。


CROWD ROASTERのコーヒーをお店で出したいという飲食店や小売店の皆さまは、下記からお問合せください。
日本のトップクラスのコーヒーと、お店をつなぐサポートさせていただきます。


<店舗情報>
KEVELOS 明治神宮前店
ケベロス めいじじんぐうまえてん
渋谷区神宮前6丁目12−4ヒダノビル 1F
月〜金11:30〜14:30、18:00〜22:00
土日祝 12:00〜21:30
無休(夏季・年末年始休業あり)