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青森の人気店 COFFEEMAN good 橋本雄大さんがCROWD ROASTERに参加

2024.03.21

今回、新たにCROWD ROASTERに参加する橋本雄大さんは、青森市の商店街にある小さなコーヒースタンド「COFFEEMAN good」の店主です。

このお店は、"コーヒーを通じて繋がるコミュニティスタンド"をコンセプトに掲げています。

橋本さんが地元の青森に帰郷し、夫婦で切り盛りするようになって7年が経ちますが、今では、地元の人々に親しまれるだけでなく、日本各地や海外からの来訪客も多く訪れ、新たなコミュニティを作り出しています。


帰郷前から橋本さんはコーヒーの競技会出場や資格取得にも取り組んでおり、「Japan AeroPress Championship」では2018年に東北1位、日本3位、2022年に準優勝と2度の決勝進出を果たしています。2020年には、青森市在住者では初めて、コーヒーの国際資格「Q grader」を取得しました。

お店では、自身が実際に訪れた南米ボリビアやペルーの生産者のコーヒーをメインに扱っています。品種はゲイシャ、ブルボン、カトゥーラ、カトゥアイなど様々で、生産処理も多様なプロセスを取りそろえています。同じ生産国のコーヒーでも、農園の環境、生産者の工夫、焙煎や抽出の違いで、様々な味わいを表現できるようにしています。

また、“あおもりから、世界に誇れるコーヒーカルチャーをつくる”をミッションに掲げ、“あおもりの食材とスペシャルティコーヒーの融合”をテーマに、さまざまなオリジナルドリンクの開発もしています。「あおもりカシスとオレンジのコーヒートニック」や「津軽味噌キャラメルのカプチーノ」など、独自の視点からスペシャルティコーヒーを楽しむきっかけづくりをしています。

Giesen 15kg釜を導入し、より高いクオリティの焙煎を目指す


東京や横浜でバリスタとして活躍していた橋本さん。当初は焙煎豆を仕入れていましたが、焙煎や生豆のことをもっと知りたいという想いから、自家焙煎をスタート。2024年3月からはオランダGiesen社製の15kg釜を導入し、より高いクオリティの焙煎を目指しています。

Giesenを選んだ理由は、蓄熱性が高く、焙煎されたコーヒーの味わいが個人的な好みにフィットすることが多かったから。
火力のコントロール、ドラムの回転速度、排気量の調整など自由度が高いGiesenは、作り出せる味わいが多様で、より広いレンジで焙煎ができ、提案できる幅が広がるのではないかと考えているといいます。

仕上がった焙煎豆の味わいをまずは楽しむ、いろいろな焙煎の仕方を楽しんでみる、ちょっと冒険する……、そんな気持ちも持ちながら焙煎しています。

焙煎とは、生産者からの“バトンをつなげる”こと


橋本さんは、焙煎は生産者からバリスタへ"バトンをつなげる"ことだと考えています。バリスタとしてお店にも立ち、お客様の求める味わいに近い生産者のコーヒーを提案し、一緒に好みを見つけられることを喜びにしています。

好みの焙煎については、浅煎り〜深煎りまで満遍なく美味しいと感じるものの、柔らかくまるみのある液体で優しさに包まれるような感覚になるコーヒーが好み。焙煎する人の個性が素材に反映され、味わいに表れるのが魅力だといいます。


そんな橋本さんが焙煎したコーヒーがCROWD ROASTERで楽しめるようになります。
ぜひ好みの銘柄を焙煎依頼してみてはいかがでしょうか。