CROWD ROASTERでは、パナマ ゲイシャの代名詞であるエスメラルダ農園の最上級ブランドである「エスメラルダ スペシャル」を、日本を代表する焙煎士の方々にローストしてもらう特別企画が進行中！
第１弾の「ゲイシャ ナチュラル モンターニャ2SN × 仲村良行さん」、第２弾の「ゲイシャ ウォッシュド トラピーチェ65AS × 石井康雄さん」に続き、第３弾として「ゲイシャ ナチュラル モンターニャ1SN × 森藤友通さん」が発売されました！
今回の記事では、この第３弾のエスメラルダ ゲイシャのロットについての詳しい情報をお届けします。
細かく分割されているエスメラルダ農園の区画
今回のロット「モンターニャ1SN」は、エスメラルダ農園の中でゲイシャ種を栽培している3つの農園のうち、カーニャベルデ（Cañas Verdes）にある区画名です。
カーニャベルデは、他の2つの農園より高い2,000m付近まで栽培区画となっており、3〜4カ月の乾季があるものの、空気はひんやりとしている特有の微気候によって、異なる個性のゲイシャが生み出されています。
このカーニャベルデの半分は、エスメラルダ農園のオーナーであるピーターソン家が1967年、最初にエスメラルダ農園を入手したときに含まれていた土地。そのころの農園は肉牛用、のちには乳牛用の牧草地でした。ただ、この周辺地域では、以前からいくつかの小さな生産者がコーヒーを栽培していました。ピーターソン家によるコーヒー栽培が本格化するのは1990年代になってからでした。
このカーニャベルデの半分は、エスメラルダ農園のオーナーであるピーターソン家が1967年、最初にエスメラルダ農園を入手したときに含まれていた土地。そのころの農園は肉牛用、のちには乳牛用の牧草地でした。ただ、この周辺地域では、以前からいくつかの小さな生産者がコーヒーを栽培していました。ピーターソン家によるコーヒー栽培が本格化するのは1990年代になってからでした。
ゲイシャが再発見された後、ピーターソン家はもともとのカーニャベルデ農園の周辺の小さな土地を購入し、ゲイシャの生産を拡大。それ以来、多くの受賞歴のあるエスメラルダ ゲイシャのロットは、このカーニャベルデの丘陵地帯から生まれているのです。
オークションでその名が世界に轟いたモンターニャ
カーニャベルデは、12の区画に分かれており、それは1つの大きな農園の区域というよりは、斜面に点在しているというイメージ（もちろん隣接しているところもある）。
それぞれの区画は、気候、気温や日照、さらに土壌にわずかな違いが見られ、エスメラルダ農園ではそれぞれユニークなフレーバーがあるとしている。それぞれの区画は数ヘクタールの広さだが、今回のロットである、モンターニャ（Montaña）はわずか0.5ヘクタールの広さとなっています。
この小さなモンターニャの区画は、ある出来事から世界にその名を知られるようになりました。
それは、2017年のパナマの国際品評会、ベスト オブ パナマ（BOP）で、1ポンドあたり601ドルという、当時の世界最高金額で落札されたのが、このモンターニャのナチュラルのロットだったのです。
こうして有名になったモンターニャから生まれた今回のロット。徹底した管理が行われているエスメラルダ農園らしく、そのデータも詳細に示されています。
こうして有名になったモンターニャから生まれた今回のロット。徹底した管理が行われているエスメラルダ農園らしく、そのデータも詳細に示されています。
Montaña 1SN
Lot名：Montaña モンターニャ
収穫農園：Cañas Verdes カーニャベルデ
地域：Cañas Verdes カーニャベルデ
収穫地の標高：1,690m
プロセス：ナチュラル
年間降水量（推定）：3,500mm
平均気温：日中 16〜23℃、夜間 10〜15℃
平均樹齢：16年
ロット収穫範囲：0.5ha
収穫日：2021/12/24
Lot名：Montaña モンターニャ
収穫農園：Cañas Verdes カーニャベルデ
地域：Cañas Verdes カーニャベルデ
収穫地の標高：1,690m
プロセス：ナチュラル
年間降水量（推定）：3,500mm
平均気温：日中 16〜23℃、夜間 10〜15℃
平均樹齢：16年
ロット収穫範囲：0.5ha
収穫日：2021/12/24
このように、そのコーヒーが品質が高く、豊かなフレーバーを持っているということだけでなく、徹底した管理でトレーサビリティを確保し、詳細な情報までしっかりと公開する姿勢が、エスメラルダ農園のコーヒーを特別なものにしています。
さらに今回のロットは、第１弾の「モンターニャ2SN」とは収穫日が異なるロットとなっています。
コーヒーの実の熟度が異なり、フレーバーにも違いが見られるとされています。
収穫地区だけでなく、収穫日でもロットを分けるという、これほどまでのマイクロロットの生産管理を行うには、非常に厳密な生産工程の管理が必要です。
しかし、エスメラルダ農園はゲイシャを栽培し始めた当初からロット分離に取り組んできた農園であり、長きにわたる経験によって、ここまでのマイクロロットの管理を行うことが可能になっています。
品質は当然として、それをしっかりと支える仕組みを作っているのが、エスメラルダ農園であると言えるでしょう。
しかし、エスメラルダ農園はゲイシャを栽培し始めた当初からロット分離に取り組んできた農園であり、長きにわたる経験によって、ここまでのマイクロロットの管理を行うことが可能になっています。
品質は当然として、それをしっかりと支える仕組みを作っているのが、エスメラルダ農園であると言えるでしょう。
そんなエスメラルダのコーヒーを最高の焙煎で味わう
紹介したロット「モンターニャ1SN」を、RED POISON COFFEE ROASTERSの森藤友通さんに焙煎していただいた特別商品が発売中！
世界最高峰のゲイシャ×オリジナルの焙煎機！
他にはないこの機会だけの特別なコーヒーです。
他にはないこの機会だけの特別なコーヒーです。
本企画ではエスメラルダ農園のにおいて、いくつかある特別なセクションの中から4つのセクションを選び、それぞれウォシュットとナチュラルの2つのプロセスで仕上げて頂きました。
残りの銘柄についても今後ご紹介して行く予定です。
どうぞお楽しみに！
2023.6.14
CROWD ROASTER
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