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CROWD ROASTER 臼倉がおすすめする ドリップレシピ【スッキリ編】

みなさん、こんにちは。
CROWD ROASTERの臼倉です。

ここ最近、私が愛用しているドリップレシピをご紹介させていただく本企画。

最近、どんどん気温が高くなり、暑くなっていく一方ですが、そんな時でもホットコーヒーを飲みたいコーヒーラバーは数多いと思います。
そんな時、私はスッキリめにコーヒーを抽出して飲むことが多いです。
スッキリめに淹れることで、暑い夏でもサラッと飲むことができます。

今回の記事では「スッキリとした味わい」を目指したドリップレシピをご紹介いたします。

抽出レシオ

早速、レシオをご紹介いたします。

今回は、最近ラインナップされた「【SJBA】ブラジル/サン・ジョン・グランデ/ブルボン/アナエロビック」を使用します。
こちらの銘柄は、浅煎りにすることで、ブラックベリーやカシスといった甘酸っぱい酸味をお楽しみいただけます。
 
【レシオ】
・杯数:2杯分以上
・豆量:30g
・抽出量:500cc
・注湯量:700cc程度
・抽出時間:1分45秒
・湯温:91度
・挽き目:中粗挽き
    
【ドリッパー】
・HARIO V60 02
 

抽出手順

 
①豆を30g用意し、中粗挽き程度にします。
   今回、私が目指す味わいがスッキリめですので、少し粗めに挽くのをおすすめいたします。   
 
 
 
②91度のお湯を700ml以上、用意します。
   ギリギリまでお湯を注ぎ続けますので、多めにお湯を用意します。

③中心から優しく丁寧にお湯を注ぎます。(蒸らし)
   慎重に丁寧に細湯でお湯を注いでください。
   30gほどお湯を投入します。
 

    
④40秒間蒸らす
   普段、私は1分ほど蒸らしの時間を使うことが多いのですが、このレシピのときは蒸らす時間は少なめに取ります。
   他にも様々な要因があるため一概にはいえませんが、蒸らしの時間を多く取るとフレーバーに厚みが出てきます。
 逆に短めにすると軽い飲み心地のコーヒーに仕上がりやすくなります。
 
⑤2投目の初めは細湯で円を描く。
   2投目は中心から外側に向けて円を描くように、3周ほど細湯でお湯をゆっくり注ぎます。
   まだ、粉の内部にガスが残っている可能性があるため、この最初の作業でガスを抜きます。
 
    

⑥3周ほど注いだら、中心に一気にお湯を注ぎながら、注いでいるお湯で粉を撹拌するイメージで、お湯で混ぜながら湯面を上げます。
   一気にお湯を注ぐことでクリーンな仕上がりを目指します。
     
 
⑦湯面を上げたら、今回の抽出量である500mlになるギリギリまでお湯を注ぐ。
   今回の目指すスッキリな味わいに仕上げるためにギリギリまでお湯を注ぎ続けます。
   ギリギリまでお湯を注ぎ続けられるほど、スッキリとした印象の仕上がりになりやすくなります。
     

⑧温めたカップに注いで完成です。

いかがでしょうか?
銘柄や、焙煎度、その日の環境によって細かい部分は微調整していますが、基本的にはこのレシピを軸にコントロールしています。

今回のレシピは、浅煎りのものや、ウォッシュド精選のもの、柑橘系のフレッシュなフレーバーを持っている銘柄で抽出するのが特におすすめです!

ぜひ、ご自宅でも試してみていただき、ご意見、ご感想いただけると嬉しいです。
 
「【SJBA】ブラジル/サン・ジョン・グランデ/ブルボン/アナエロビック」も夏に非常におすすめの銘柄になっていますので、ぜひ、チェックしてみてください!

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2023.07.20
Hiroto Usukura