ハンドドリップを始めてから10年以上経つ、元バリスタが現段階で考える「ハンドドリップの修正術」についてお伝えする本企画。
以前の記事では「お湯の太さ」についてお伝えいたしました。
第4回は「抽出量」についてです。
以前の記事では「お湯の太さ」についてお伝えいたしました。
第4回は「抽出量」についてです。
味わいに大きな影響を与える「濃度感」
コーヒーを抽出する際に「濃度感」というものを大事にして、抽出を行います。
細かく見ると、フレーバーの量や、ボディといった様々な要素が絡んできますが、簡単に説明すると「濃度感」というのは、飲んだ時の印象がスッキリとしているか、しっかりめかの違いです。
みなさん飲んだ時に甘味、苦味、酸味といった要素も気にすると思いますが、濃度を気にして飲んでいる方も多くいらっしゃると思います。
「濃度」を自在に操ることができるようになることで、コーヒーの抽出レベルも上がると思います。
そこで今回の記事は、濃度をコントロールする手段をご紹介します。
細かく見ると、フレーバーの量や、ボディといった様々な要素が絡んできますが、簡単に説明すると「濃度感」というのは、飲んだ時の印象がスッキリとしているか、しっかりめかの違いです。
みなさん飲んだ時に甘味、苦味、酸味といった要素も気にすると思いますが、濃度を気にして飲んでいる方も多くいらっしゃると思います。
「濃度」を自在に操ることができるようになることで、コーヒーの抽出レベルも上がると思います。
そこで今回の記事は、濃度をコントロールする手段をご紹介します。
抽出量が多いとスッキリ、少ないとしっかり
まずは、抽出量で濃度をコントロールする方法です。
使う豆量が同じでも抽出する量を多くすればすっきりとした味わいになり、少なくすればしっかりめな印象のコーヒーに仕上がります。
ただ、最初はどの程度、抽出すればいいのかよくわからない思います。
そこでよく使われるのが使用する豆量に対して、何倍の量で抽出するかです。
スッキリさせたいときは「1:16」がおすすめです。
使用する豆量が「20g」だった場合、その16倍の「320ml」抽出をします。
しっかりめに落としたい時は「1:11」がおすすめです。
使用する豆量が「20g」だった場合、その11倍の「220ml」抽出します。
一回淹れてみて、もう少し軽くしたいなと感じた方は抽出量を増やし、逆に、物足りないなと思った方は抽出する量を減らしましょう。
このように抽出量で濃度を簡単にコントロールすることが可能です。
使う豆量が同じでも抽出する量を多くすればすっきりとした味わいになり、少なくすればしっかりめな印象のコーヒーに仕上がります。
ただ、最初はどの程度、抽出すればいいのかよくわからない思います。
そこでよく使われるのが使用する豆量に対して、何倍の量で抽出するかです。
スッキリさせたいときは「1:16」がおすすめです。
使用する豆量が「20g」だった場合、その16倍の「320ml」抽出をします。
しっかりめに落としたい時は「1:11」がおすすめです。
使用する豆量が「20g」だった場合、その11倍の「220ml」抽出します。
一回淹れてみて、もう少し軽くしたいなと感じた方は抽出量を増やし、逆に、物足りないなと思った方は抽出する量を減らしましょう。
このように抽出量で濃度を簡単にコントロールすることが可能です。
注ぐお湯が太いとスッキリ、細いとしっかり
次に注ぐお湯の太さでコントロールする方法です。
濃度をコントロールするのに、目標の抽出量に達するまでの抽出時間も非常に大事な要因になります。
時間を測って抽出するのは難しい方もいらっしゃると思いますので、今回は注ぐお湯の太さでコントロールします。
注ぐお湯の太さが太い方が、その分どんどんお湯が注がれていきますので抽出時間が短くなり、スッキリとした印象のコーヒーに仕上がります。
逆に細湯で注ぐと抽出が終わるまでの時間が長くなり、しっかりめの味わいのコーヒーが出来上がりやすくなります。
なので、コーヒーを飲んだ時に、よりスッキリめにしたいと感じた時は太湯で抽出をし、逆に、より濃くしてみたいと思った時は細湯で抽出してみると、濃度をうまくコントロールしやすいと思います。
濃度をコントロールするのに、目標の抽出量に達するまでの抽出時間も非常に大事な要因になります。
時間を測って抽出するのは難しい方もいらっしゃると思いますので、今回は注ぐお湯の太さでコントロールします。
注ぐお湯の太さが太い方が、その分どんどんお湯が注がれていきますので抽出時間が短くなり、スッキリとした印象のコーヒーに仕上がります。
逆に細湯で注ぐと抽出が終わるまでの時間が長くなり、しっかりめの味わいのコーヒーが出来上がりやすくなります。
なので、コーヒーを飲んだ時に、よりスッキリめにしたいと感じた時は太湯で抽出をし、逆に、より濃くしてみたいと思った時は細湯で抽出してみると、濃度をうまくコントロールしやすいと思います。
いかがでしたでしょうか?
この他にもいくつかコントロールする術はありますが、簡単に再現可能なのは今回の2つの方法だと思います。
この2つを掛け合わせれば、よりスッキリとした印象のコーヒーにも、しっかりとした味わいのコーヒーにもなります。
ぜひ、様々な方法を試していただき、自分だけのハンドドリップレシピを創り上げてみてください。
これからもハンドドリップについてお伝えしております。
2023.07.23
Hiroto Usukura
この他にもいくつかコントロールする術はありますが、簡単に再現可能なのは今回の2つの方法だと思います。
この2つを掛け合わせれば、よりスッキリとした印象のコーヒーにも、しっかりとした味わいのコーヒーにもなります。
ぜひ、様々な方法を試していただき、自分だけのハンドドリップレシピを創り上げてみてください。
これからもハンドドリップについてお伝えしております。
2023.07.23
Hiroto Usukura