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CROWD ROASTER 銘柄紹介 (7) エチオピア グジ

 
ローストイベントに参加してみたいけど、コーヒーの銘柄の特徴が分からないから参加しにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方々に向けて、CROWD ROASTERで扱っているコーヒー銘柄を詳しく紹介していくこの企画。

今回は「【GJE】エチオピア/グジ ウラガ/ゼレラムコーヒーウォッシングステーション/エチオピア原種/ナチュラル」のご紹介です。

上品で深い味わいのグジ

エチオピアの中でもグジは、オロミア州に属するゾーンの 1つで、以前はシダモの一部としてカテゴライズされていました。

ウラガ、アドラ、シャキソ、ハンベラ、ケルチャの5つのウォレダ(郡部)でコーヒー生産が行われており、その中でもウラガは特に標高の高いエリアとして知られおり、北西部の州境地帯では、2,800mほどの山岳地帯が広がっています。
 
 
グジや隣接するイルガチェッフェ、シダモエリアは、1970年代にウォッシングステーションが導入されたといわれており、これらの地域は、エチオピアのウォッシュドコーヒーにおいて代表的な生産地であり、また、高品質なコーヒーの名産地とされています。

ゼレラム・コーヒーウォッシングステーションは、オロミア州グジ、ウラガ、ソロモの標高2,000mを超える高地にあるウォッシングステーションです。近隣に暮らす小規模生産農家から運び込まれたチェリーの生産処理が行われています。

品質向上に向けて様々なルール作りを行っており、持ち込まれたチェリーは、プロセス前に再度ハンドピックが行われ、未熟豆、過完熟豆は取り除き、均一性の高い完熟のチェリーのみを厳選した上で、ウォッシングステーション側がチェリーの受け入れを行います。これにより、生産者の意識や収穫精度が高まり、毎年安定した品質を目指しています。

ウォッシングステーション内には、200以上のアフリカンベッドがあり、それぞれのテーブルにコードが振られており、これによって各ロットの管理が適切に行われ、広大な乾燥場でありながらも、1つ1つのロットの状況が確認できるように管理されています。
 
 

ゼレラムコーヒーウォッシングステーションの基本情報

生産国:エチオピア
生産地:グジ ウラガ
品種:エチオピア原種
標高:2,000m
生産者:ゼレラム氏(小規模生産者の代表)

クリーンなエチオピアが楽しめる【GJE】

クリーンな味わいに特徴があり、アプリコットやベリーといった特有のフレーバーはアフターテイストでより明確になる傾向があります。アフターにはしっかりとした甘さも感じられます。

バランスも良く、どんな方にもおすすめしたいエチオピアのナチュラルとなっています
 
基本フレーバー:ベリー、フローラル、ミルクチョコレート、アプリコット
 
バランスが取れたエチオピアのフレーバーを楽しんでいただけるコーヒーとなっています。
この味わいをぜひお楽しみください。
 
 
 
CROWD ROASTERでは、オーダーの際に焙煎度のリクエストも可能になりました。
個性豊かな銘柄を、ぜひ、日本を代表する焙煎士さんたちにCROWD ROASTERでカスタムオーダーし、自分好みのコーヒーを探してみてください。

今後もCROWD ROASTERで取り扱っている銘柄をご紹介していきます。
 

2023.8.7
CROWD ROASTER