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CROWD ROASTER 銘柄紹介(12)エチオピア シダモ

ローストイベントに参加してみたいけど、コーヒーの銘柄の特徴が分からないから参加しにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方々に向けて、CROWD ROASTERで扱っているコーヒー銘柄を詳しく紹介していくこの企画。

 
今回は「【SDE】エチオピア/シダモ ベンサ ボナズリア/G1/エチオピア原種/ウォッシュト」のご紹介です! 

シダモのテロワールをはっきり感じる、柑橘と甘さのウォッシュト


エチオピア南部のシダモ地域は、品質の高いコーヒーが生産される地域として知られ、エチオピアのウォッシュトコーヒーの基準となる品質であるいわれてます。

この地域にあるのが、トラコントレーディング社が所有するボナズリア ウォッシングステーションです。高品質のエチオピアコーヒーを国際市場に輸出しているトラコン社は、環境に配慮したウォッシングステーションを所有し、持続可能な高品質コーヒー生産に取り組んでいます。


2008年に同社は、ボナズリア ウォッシングステーションを農地とともに取得し、リノベーションを行いながら、グレードの高いコーヒー生産に取り組んでいます。リノベーションによって農地の木の樹齢は若く、生産量や品質の良さを強みにしており、シダモのマイクロクライメットの恩恵を受けた、この地域ならではの風味特性を強く反映したコーヒーが生まれています。

収穫期には同社の所有する農地だけでなく、周辺の小規模な農家からチェリーが納入され、チェリーでの再選別やフローターの除去、果肉除去時のパルピングマシンでの選別を行い、ウェットパーチメントになります。

その後、発酵工程と水路での水洗処理を経てアフリカンベッドに運ばれます。あくまでも伝統的なウォッシュトコーヒーのプロセスに準じた方法を採用していますが、プロセスに使用する水の水質に基準を設けて、これに準ずる清潔な水を貯蔵・利用できるようにしています。

また、発酵工程における時間の管理や乾燥を終える水分値や水分活性値の確認など、常に最善の方法が取れるように測定を行う事で、高品質なコーヒー生産をより安定的に行っています。


周囲を小高い丘に囲まれたウォッシングステーションでは冷涼な山風が吹き込んでおり、この風を利用して2週間ほどかけてウォッシュトコーヒーの乾燥が行われます。アフリカンベッドは、農業用の遮光シェードを備えた日陰干し用のものもあり、通常のアフリカンベッドにおいても日差しや気温に合わせて簾を利用しながらゆっくりと時間を掛けて乾燥させ、理想的な品質を目指しています。

エチオピア シダモ ボナズリアWSの基本情報

生産国:エチオピア
生産地:シダモ県ベンサ、ボナズリア ウォッシングステーション
品種:エチオピア原種
標高:1,900m
基本フレーバー:マスカット、チョコレート、レモングラス
 
シダモならではの柑橘系のフレーバー、ホワイトチョコレートのような甘さやマウスフィールの厚みから充実感のあるカップバランスに仕上がっています。エチオピア、そしてシダモの魅力を存分に楽しむことができるコーヒーとしておすすめです。
 
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また、開催中のローストイベントに参加するのももちろんOK!
人気の銘柄ですので、開催中のイベントが多く立っています。ぜひ、CROWD ROASTER アプリからご確認ください!
 
 
 
 
2023.12.22
CROWD ROASTER