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CROWD ROASTER 銘柄紹介(2) コトワ農園 エチオピア原種

ローストイベントに参加してみたいけど、銘柄の特徴が分からないから参加しにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方々に向けて、CROWD ROASTERの銘柄を紹介していく本企画。
第2弾は「パナマ コトワ農園 エチオピア原種 ナチュラル」のご紹介です。

パナマ随一の名門農園、コトワから届いたエチオピア原種

 
パナマ西部、バル火山の裾野に広がるコトワ農園は、1918年にマッキンタイヤー氏が拓いた歴史ある農園です。火山から流れる豊富な水を利用して水力発電のコーヒー精選所を作り、すべて自然の状態で栽培から精選・乾燥までを始めました。

4代目で現在の農園主リカルド・コイナー氏は、パナマにおけるスペシャルティコーヒー栽培の第一人者として、世界中で高く評価されています。数々の品評会での受賞経験があり、「コトワ」の名は世界的なブランドとして知られています。
 
リカルド・コイナー氏は、周辺の美しい自然を守るための活動にも力を入れています。これまでに500本以上の樹木を植林したり、手つかずの森を保護することで環境を守り、人々の暮らしも守っています。
 
 

コトワ農園の基本情報

生産国:パナマ
生産地:ボケテ地区
品種:エチオピア原種
標高:1,600〜1,800m
生産者:リカルド・コイナー

エキゾチックで印象的な【ETH】エチオピア原種

ここで生まれたエキゾチックでとても印象的なコーヒーを紹介します。パナマのCATIE(熱帯農業研究センター)で栽培されていたエチオピア原種100種以上を譲り受けた彼は、自らの農園に合う品種を選抜するために栽培を始めました。それぞれの原種の植えた木の本数は少なく、これらの収穫されたエチオピア原種を集めたのがこのコーヒーです。
 
コーヒー発祥の地とされる、エチオピアには多くの原生種が存在します。近年話題のゲイシャもそのひとつから生まれました。
そんなポテンシャルの高い、エチオピアの原生種をパナマでもっとも有名な農園で栽培したのが、この【ETH】エチオピア原種です。
 
基本フレーバー:ストロベリー、ブルーベリー、ミルクチョコレート
 
パフュームのようなエキゾチックな印象で、とても複雑なコーヒーとなっています。
ブルーベリーやストロベリーのようなベリー系の酸とアフターに長く続く、ミルクチョコレートのような甘さが特徴的です。
唯一無二のこの味わいをぜひお楽しみください。
 
 
 
CROWD ROASTERでは、オーダーの際に焙煎度のリクエストも可能になりました。
個性豊かな銘柄を、ぜひ、日本を代表する焙煎士さんたちにCROWD ROASTERでカスタムオーダーし、自分好みのコーヒーを探してみてください。

今後もCROWD ROASTERで取り扱っている銘柄をご紹介していきます。
 

2023.05.22
CROWD ROASTER