2023年7月〜9月にかけて行われた、ハイクオリティなパナマコーヒーだけを使った日本初の焙煎大会「Panama Coffee Roasting Competition 2023」(PCRC 2023)。
CROWD ROASTERはスポンサー・公式メディアとして大会に携わられせていただき、優勝者が発表された表彰式は、SCAJ2023内のCROWD ROASTER ブースにて行われました。
そして、PCRC 2023 とのスペシャルコラボレーション企画として、CROWD ROASTERでは、大会の決勝での課題豆を使用した飲み比べボックスを特別に販売!
CROWD ROASTERはスポンサー・公式メディアとして大会に携わられせていただき、優勝者が発表された表彰式は、SCAJ2023内のCROWD ROASTER ブースにて行われました。
そして、PCRC 2023 とのスペシャルコラボレーション企画として、CROWD ROASTERでは、大会の決勝での課題豆を使用した飲み比べボックスを特別に販売!
ここでしか飲むことのできない、トップオブトップのパナマコーヒーを、二人の焙煎士が焙煎したスペシャルボックスです。
農園主のこだわりが貫かれた「ラ・ウエリア」
この記事では、「ゲイシャ部門」の決勝課題豆であり、今回のセットの「ゲイシャボックス」で使われている、「ラ・ウエリア ゲイシャ ナチュラル N97 アナエロビック Lot 2」について詳しくご紹介します。
<基本情報>
ラ・ウエリア ゲイシャ ナチュラル N97 アナエロビック Lot 2(La Huella, Geisha, Natural N97, Anaerobic Lot 2)
農園:ラ・ウエリア(La Huella Cafe de Panamá)
生産者:ペドロ・モス(Pedro Moss)
農園:ラ・ウエリア(La Huella Cafe de Panamá)
生産者:ペドロ・モス(Pedro Moss)
生産国:パナマ
地域:チリキ、ボケテ(Boquete, Chiriquí)
地域:チリキ、ボケテ(Boquete, Chiriquí)
ラ・ウエリアのオーナー、ペドロ・モス
パナマ、ボケテに位置する農園ラ・ウエリアでは、農園主ペドロ・モスが自ら造園した精製場のアフリカンベッドにコーヒーチェリーを寝かせ、昼夜問わずプロセスを手掛けています。
また自然環境への配慮から、大量の水を使わずに済むよう、独自の発酵技術を研究し活用しています。とくにハニープロセスにおけるこだわりと出来栄えは、周囲に「世界一」といわれるほどです。
また自然環境への配慮から、大量の水を使わずに済むよう、独自の発酵技術を研究し活用しています。とくにハニープロセスにおけるこだわりと出来栄えは、周囲に「世界一」といわれるほどです。
Huellaはスペイン語で「指紋」の意味。文字を使用しないインディヘナの収穫者たちとやり取りする際、サインではなく指印を使用することから、そのままブランドマークに採用しました。
一つひとつ熟練した収穫者の手で摘み取られ、最後まで人の手によって丁寧に仕上げられた、品質の保証でもあります。
そんな彼のこだわりは、2019年「食のオスカー賞」ともいわれる英国Great Taste Awardで、Golden Folk賞を受賞、つづく2020年も、5品種の焙煎豆が受賞するという快挙を遂げました。
そんな彼のこだわりは、2019年「食のオスカー賞」ともいわれる英国Great Taste Awardで、Golden Folk賞を受賞、つづく2020年も、5品種の焙煎豆が受賞するという快挙を遂げました。
世界一こだわる男のフラッグシップ「N97」
そんな孤高のイノベーター、ペドロ・モスが、長年の探求と手法によって完成させるパナマコーヒーの新たなフラッグシップが「N97」です。
多様な地理と気象条件の高地ボケテで、1年を通した雨量、温度と湿度、風向きなど、徹底したリサーチのもと、最もコーヒーの精製に適した土地を選び、そこに自ら石を運んで囲いをつくり、アフリカンベッドを並べてコーヒーのプロセスを始めたのが今からおよそ10年前のこと。
彼が足を運び、独自に見極めた農園で収穫されたチェリーを、近所の仲間数名以外はほとんど人の手を借りずに、日夜チェリーをかき混ぜ、状態をモニタリングしながらプロセスを手掛ける様は、周囲から「世界一プロセスにこだわる男」といわれるように。
また、地域の人々、とくに子供たちの生活と、とりまく自然環境を維持するために、コーヒーづくりに必要な資源やエネルギーを最低限に抑えることを実践した結果、従来のような大量の水を使用するプロセスではなく、発酵の部分を活用した精製方法に着目、独自に研究を重ねてきました。
その後のパンデミックと深刻な異常気象をきっかけに、パナマの各農園でもアナエロビックプロセスが注目されるようになりましたが、それ以前からペドロ・モスは、独自にシビアな発酵のコントロールによって、それまでにないチェリーのアロマと、テロワールを極限まで引き出す手法を完成させていたのです。
パナマを飛び越えた世界的な評価をよそに、ペドロ・モスはさらなる高みを目指すべく、プロセスの探求と実践を続け、2020/21年度の収穫ロットより、あえて「パナマゲイシャ」ではなく、「パナマテロワール」という新たなブランド化を図り、さらに自身の評価でのスコア「満点」をコンセプトとした、「N97」という最高グレードのコーヒーづくりを手掛けはじめました。
その後のパンデミックと深刻な異常気象をきっかけに、パナマの各農園でもアナエロビックプロセスが注目されるようになりましたが、それ以前からペドロ・モスは、独自にシビアな発酵のコントロールによって、それまでにないチェリーのアロマと、テロワールを極限まで引き出す手法を完成させていたのです。
パナマを飛び越えた世界的な評価をよそに、ペドロ・モスはさらなる高みを目指すべく、プロセスの探求と実践を続け、2020/21年度の収穫ロットより、あえて「パナマゲイシャ」ではなく、「パナマテロワール」という新たなブランド化を図り、さらに自身の評価でのスコア「満点」をコンセプトとした、「N97」という最高グレードのコーヒーづくりを手掛けはじめました。
今回はその2期目となる、2022年度プロセスのLot 2と名付けられたロットで、すでにN97としてのインパクトが完成された前年のものから、さらに別次元に飛躍を遂げた作品として評価を得ているナチュラル・アナエロビックのものです。
ラ・ウエリアは現在、一杯のコーヒーになるまでの品質へのこだわりから、ペドロ・モスが絶対的な信頼をおく、世界でたった3人のバイヤー【→2024年には2人だけに】のみに生豆を卸しています。コーヒーの最高峰となった「パナマゲイシャ」によって、さらにその次の最高峰の代名詞となるべきブランド「パナマコーヒー」。 彼のブランド「La Huella Cafe de Panama(ラ・ウエリア・カフェ・デ・パナマ)」にはそんな彼の熱いメッセージと意図が込められているのです。
ラ・ウエリアは現在、一杯のコーヒーになるまでの品質へのこだわりから、ペドロ・モスが絶対的な信頼をおく、世界でたった3人のバイヤー【→2024年には2人だけに】のみに生豆を卸しています。コーヒーの最高峰となった「パナマゲイシャ」によって、さらにその次の最高峰の代名詞となるべきブランド「パナマコーヒー」。 彼のブランド「La Huella Cafe de Panama(ラ・ウエリア・カフェ・デ・パナマ)」にはそんな彼の熱いメッセージと意図が込められているのです。
この本当に貴重なこのゲイシャをPCRC 優勝者の小林伸也さんと、GLITCH COFFEE&ROASTERS 鈴木清和さんに焙煎していただいたスペシャルセットが、CROWD ROASTERに登場。
この機会を逃さず、ぜひ入手してください!
※こちらの商品は販売終了しました。