SCAJ2023 LIMITED BOXについてセットごとのこだわりをご紹介していく本企画。
第3弾は「ALL PROBAT BOX」です。
第3弾は「ALL PROBAT BOX」です。
マニアック!PROBAT使用焙煎士による特別飲み比べ!
「ALL PROBAT BOX」は、PROBATを使用している焙煎士の方々に、同じ銘柄を焙煎していただき、焼き手によってどのような違いが出るのかを楽しむことができる非常にマニアックな飲み比べセットになっています。
今回このセットに使用している銘柄は、「【KKW】ケニア/ティムファクトリー/SL28/SL34/バティアン/ルイル11/ウォッシュト」。
和三盆のような優しい甘さで非常に飲みやすい銘柄です。
この銘柄をそれぞれがどのように解釈し、焼き上げているのかを、ぜひ楽しんでいただきたいセットです。
LEAVES COFFEE ROASTERS 石井 康雄さん
まず焙煎をお願いした1人目は、LEAVES COFFEE ROASTERS 石井 康雄さんです。
石井さんの【KKW】は、ティーライクな印象で優しい甘さと軽やかな飲み心地が特徴的です。
【おすすめの抽出レシピ】
豆:30g
抽出量:400ml
注湯量:600ml
抽出時間:1分45秒
蒸らし:40秒
挽き目:中粗挽き
湯温:90度
豆:30g
抽出量:400ml
注湯量:600ml
抽出時間:1分45秒
蒸らし:40秒
挽き目:中粗挽き
湯温:90度
ポイントは、他の焙煎度よりも抽出時間を早くすることです。
今回の石井さんのコーヒーは、ティーライクな印象で優しい甘さと軽やかな飲み心地が印象的です。
その良さを最大限引き出した味わいを目指します。
抽出時間を短くすることで優しい飲み心地に仕上がりやすくなります。
今回の石井さんのコーヒーは軽やかな味わいに抽出をしたいため、他の焙煎度よりも抽出時間を早く抽出することをおすすめいたします。
豆ポレポレ 仲村 良行さん
2人目は豆ポレポレ 仲村 良行さんです。
仲村さんの【KKW】は、甘みと酸味のバランスが優れており、フレーバーがコンプレックスな印象です。
【おすすめの抽出レシピ】
豆:30g
抽出量:400ml
注湯量:600ml
抽出時間:2分
蒸らし:1分
挽き目:中挽き
湯温:90度
豆:30g
抽出量:400ml
注湯量:600ml
抽出時間:2分
蒸らし:1分
挽き目:中挽き
湯温:90度
ポイントは他の焙煎度よりも蒸らし時間をしっかり取ることです。
仲村さんのコーヒーはコンプレックスなフレーバーを楽しんでいただきたい一杯です。
そのためには、1つのフレーバーに偏らずに、さまざまな味わいをバランスよく取ることが重要です。
そこで、蒸らし時間を多めに取ることをおすすめします。
そうすることで、じっくりと味わいが抽出されていき、フレーバーをしっかりと取りやすくなります。
THE COFFEESHOP 萩原 大智さん
3人目はTHE COFFEESHOP 萩原 大智さんです。
萩原さんの【KKW】は、他の2人よりも少しだけ焙煎度が深めな印象です。
だからこそ、表現できる味わいがあり、黒糖のような甘さとほどよいコクを楽しんでいただきたいコーヒーです。
【おすすめの抽出レシピ】
豆:30g
抽出量:370ml
注湯量:550ml
抽出時間:2分15秒
蒸らし:50秒
挽き目:中細挽き
湯温:91度
豆:30g
抽出量:370ml
注湯量:550ml
抽出時間:2分15秒
蒸らし:50秒
挽き目:中細挽き
湯温:91度
ポイントは他のコーヒーよりも細かめに挽くことです。
萩原さんの【KKW】は、キャラメリゼしたような甘さと、ほどよいコクを楽しんでいただきたい一杯です。
細かめに挽くことでコクや香ばしさを表現しやすくなります。
そこで、他のコーヒーよりも細かめにして抽出することで、優しいコクを楽しんでいただきた一杯です。
ぜひ、ご購入いただき、SCAJ2023の熱狂をご体感ください!
その他のセットについてもお楽しみに!
2023.11.4
Hiroto Usukura