横浜を中心に全国から総勢約40店舗の人気コーヒーショップが、横浜ハンマーヘッドに結集する「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2023」が、いよいよ11月24日(金)〜11月26日(日)に開催されます。
横浜のコーヒーカルチャーの醸成と、人と人をコーヒーでつなぐことを目指して開催されるこのYOKOHAMA COFFEE FESTIVALは、年々盛り上がりを見せ、今年は初の単独開催。会期も3日間に拡大して開催されます。
CROWD ROASTERもオフィシャルパートナーとして、参加するこのイベント。
イベントの立ち上げから行ってきた代表の百崎 佑さんに、横浜でのフェス開催の経緯や第3回への意気込みをインタビューさせていただきました。
<聞き手:CROWD ROASTER 臼倉空飛>
イベントの立ち上げから行ってきた代表の百崎 佑さんに、横浜でのフェス開催の経緯や第3回への意気込みをインタビューさせていただきました。
<聞き手:CROWD ROASTER 臼倉空飛>
横浜にコーヒーフェスがないことが不思議だった
臼倉:まずは、YOKOHAMA COFFEE FESTIVALを立ち上げられたきっかけを教えてください。
百崎:そもそもは、まだ学生だった時に、コーヒーというよりはカフェの空間がすごく好きで近所のスターバックスに通うようになったんです。そこで好きなコーヒーを淹れてもらえるプレスサービスというものがあって、そこからコーヒーっておもしろいなと思い始めました。
コーヒー屋さんを好きになった理由のひとつが、コーヒーの産地による奥深さ。ただ苦いだけだと思っていたのに産地によってこんなに味が違うのだと。
もうひとつ、人の部分ですごく惹かれたこと。通っていると顔なじみになって何気ない会話ができたり、日常の中にコーヒー屋さんがあることが嬉しくて、こんな接客をするような仕事をしたいと思うようになりました。
百崎:そもそもは、まだ学生だった時に、コーヒーというよりはカフェの空間がすごく好きで近所のスターバックスに通うようになったんです。そこで好きなコーヒーを淹れてもらえるプレスサービスというものがあって、そこからコーヒーっておもしろいなと思い始めました。
コーヒー屋さんを好きになった理由のひとつが、コーヒーの産地による奥深さ。ただ苦いだけだと思っていたのに産地によってこんなに味が違うのだと。
もうひとつ、人の部分ですごく惹かれたこと。通っていると顔なじみになって何気ない会話ができたり、日常の中にコーヒー屋さんがあることが嬉しくて、こんな接客をするような仕事をしたいと思うようになりました。
もともと人と話すことがすごく好きで接客の仕事に興味がありましたが、例えば料理人だとシェフとホールの人が分かれてしまう。コーヒー屋さんは好みをお伺いし、作って提供するまでを一貫して届けられるのがいいですよね。
それからたくさんカフェ巡りをしていく中で、横浜の僕の地元には小さいコーヒー屋さんが点々とあって、いろんなところに顔を出して、「これって何ですか」「ウォッシュドって何ですか」と聞いたら教えてくれるんです。
それからたくさんカフェ巡りをしていく中で、横浜の僕の地元には小さいコーヒー屋さんが点々とあって、いろんなところに顔を出して、「これって何ですか」「ウォッシュドって何ですか」と聞いたら教えてくれるんです。
そういう小さいコミュニケーションが日常にあることが自分は心地よくて。こういう人たちをもっと知ってほしいと思ったんです。周りにもやっぱりコーヒーは苦いだけって思っている方が多いので、そういう方にも伝えられるようなイベントをしたいなと。
それに、東京ではコーヒーフェスティバルをやっているのになんで横浜にないんだろうと思ったんです。こんなにおいしいコーヒーがあるのに知らない人が多いことが残念で。港町なので実はコーヒー発祥の地とも言われていて、生豆の輸入で言うと全国1位なのに消費量がそんなに高くない現状も不思議でした。
臼倉:横浜にあるコーヒー屋さんをもっと知ってもらって、盛り上げていきたいという思いがあったんですね。そこから具体的に開催に向けてどのように動いたのでしょうか?
臼倉:第1回を開催したときは僕がまだレコールバンタンという専門学校の学生だった時ですが、同級生が当時WOODBERRY COFFEEで働いていて、オーナーの木原さんともつながりがあったんです。
僕がこんなイベントを考えていると同級生が木原さんに伝えたら、応援するよと言ってくださったのがすごく嬉しくて、WOODBERRYさんが出てくださるなら良いフェスができそう! と、そんなところからスタートしました。
イベントのノウハウも全然なかったので目の前のことを調べて実行してを繰り返しながら、なんとか1回目が開催できたような感じでしたね。
臼倉:本当に何もないところから一個ずつ調べて進めていったんですね!
百崎:それこそ最初はどれくらい集客できるのか自信がなくて、他のイベントと一緒にやるのが理想だと思い、1回目、2回目と一緒にやってくださった「ホッチポッチミュージックフェスティバル」という音楽イベントと一緒に開催しました。
NPO法人がやっている市民音楽祭に近いようなイベントなんですが、共通の知り合いに相談したらつなげてくださって。企画書を持ち込んで1回目の場所が決まり、そこからコーヒー店にお声がけをして他のコーヒーフェスも参考にしながら出店要項なども作り……そんな感じでいつもゼロイチでやっています。
臼倉:それまでイベント運営などの経験もなかったのでしょうか?
百崎:こんなに大規模なイベントはないですが、昔からまちづくりのNPOに関わっていました。コーヒーフェスの開催場所をつなげてくださった方もNPO関連で知り合った方で、いろんな人に助けていただいて開催できたのですが、ノウハウはゼロでしたね。
ただ、行動力という意味では、NPOに所属していた時に地域の課題解決に取り組む活動に参加していまして、そういったところで知らず知らずに人と話す機会やプレゼンする機会があり、今につながっているのかなと感じています。
それに、東京ではコーヒーフェスティバルをやっているのになんで横浜にないんだろうと思ったんです。こんなにおいしいコーヒーがあるのに知らない人が多いことが残念で。港町なので実はコーヒー発祥の地とも言われていて、生豆の輸入で言うと全国1位なのに消費量がそんなに高くない現状も不思議でした。
臼倉:横浜にあるコーヒー屋さんをもっと知ってもらって、盛り上げていきたいという思いがあったんですね。そこから具体的に開催に向けてどのように動いたのでしょうか?
臼倉:第1回を開催したときは僕がまだレコールバンタンという専門学校の学生だった時ですが、同級生が当時WOODBERRY COFFEEで働いていて、オーナーの木原さんともつながりがあったんです。
僕がこんなイベントを考えていると同級生が木原さんに伝えたら、応援するよと言ってくださったのがすごく嬉しくて、WOODBERRYさんが出てくださるなら良いフェスができそう! と、そんなところからスタートしました。
イベントのノウハウも全然なかったので目の前のことを調べて実行してを繰り返しながら、なんとか1回目が開催できたような感じでしたね。
臼倉:本当に何もないところから一個ずつ調べて進めていったんですね!
百崎:それこそ最初はどれくらい集客できるのか自信がなくて、他のイベントと一緒にやるのが理想だと思い、1回目、2回目と一緒にやってくださった「ホッチポッチミュージックフェスティバル」という音楽イベントと一緒に開催しました。
NPO法人がやっている市民音楽祭に近いようなイベントなんですが、共通の知り合いに相談したらつなげてくださって。企画書を持ち込んで1回目の場所が決まり、そこからコーヒー店にお声がけをして他のコーヒーフェスも参考にしながら出店要項なども作り……そんな感じでいつもゼロイチでやっています。
臼倉:それまでイベント運営などの経験もなかったのでしょうか?
百崎:こんなに大規模なイベントはないですが、昔からまちづくりのNPOに関わっていました。コーヒーフェスの開催場所をつなげてくださった方もNPO関連で知り合った方で、いろんな人に助けていただいて開催できたのですが、ノウハウはゼロでしたね。
ただ、行動力という意味では、NPOに所属していた時に地域の課題解決に取り組む活動に参加していまして、そういったところで知らず知らずに人と話す機会やプレゼンする機会があり、今につながっているのかなと感じています。
人のつながりを生み出す場をつくりたい
臼倉:まちづくりの活動に参加されていたとのことで、もともと “地元”に対する意識みたいなものがあったのでしょうか?
百崎:横浜は綺麗ですし良い街なので、自分発信で地域に貢献できたら良いなと思っていました。たまたま自分の好きなことがコーヒーだったというところもあるのかもしれないですが。
臼倉:まちづくりという面では、喫茶店などは街の中でも交流の核となるような場だと思います。フェスを通して新しくそういう場が出来ると、町にも良い影響がありそうですね。
百崎:そんなイベントを目指していきたいなって思います。横浜は住んでいる方は多いので、伝える機会があれば知ってもらえますし、いずれ横浜をコーヒータウンにできるような貢献ができたらいいですね。
自分自身も今3年目で今後のキャリアはまだ模索中ですが、自分のお店を持つとなった時にも横浜でスペシャルティコーヒーの認知が広がると将来にもつながると感じています。
それに、横浜と東京の人は生活圏が決まってるというか、横浜は横浜で、東京は東京で消費しますよね。特に東京の人は横浜に来る機会がなかなかないと思うので、イベントの開催で横浜のことを知ってもらえるきっかけにもなる。
フェスには横浜だけじゃなく各方面から出店してくださることが多いので、コーヒー屋さんを通じて横浜に来てもらえるし、横浜の人も各地に行くきっかけづくりになったら素敵だなと思います。
臼倉:これまでの開催で、実際にそういった声も聞かれましたか?
百崎:イベント後にInstagramを見ていると、コーヒーフェスで初めて知った東京のコーヒー屋さんに横浜の方が行ってくださったり、福岡のコーヒー屋さんがオンラインショップで横浜の方からの注文が増えたと言ってくださったり。出店するだけではなく、その後にもつながっているのが主催者としては嬉しいですね。
最近だと、自分のお店と他店の営業時間が一緒でなかなか訪問できず、コーヒー屋さんや業界の人とつながる機会も少なくなってきていて。僕らのコーヒーフェスはお客さんとお店をつなげたい思いももちろんありますが、せっかく同じ日にこれだけ出店してくださるので、お店同士がつながるきっかけにもできたらと思っています。
特に今回は単独での開催なので出店者の交流会も企画したいと思っていて、文化の醸成と人のつながりという2つを主にキーワードにしています。
百崎:横浜は綺麗ですし良い街なので、自分発信で地域に貢献できたら良いなと思っていました。たまたま自分の好きなことがコーヒーだったというところもあるのかもしれないですが。
臼倉:まちづくりという面では、喫茶店などは街の中でも交流の核となるような場だと思います。フェスを通して新しくそういう場が出来ると、町にも良い影響がありそうですね。
百崎:そんなイベントを目指していきたいなって思います。横浜は住んでいる方は多いので、伝える機会があれば知ってもらえますし、いずれ横浜をコーヒータウンにできるような貢献ができたらいいですね。
自分自身も今3年目で今後のキャリアはまだ模索中ですが、自分のお店を持つとなった時にも横浜でスペシャルティコーヒーの認知が広がると将来にもつながると感じています。
それに、横浜と東京の人は生活圏が決まってるというか、横浜は横浜で、東京は東京で消費しますよね。特に東京の人は横浜に来る機会がなかなかないと思うので、イベントの開催で横浜のことを知ってもらえるきっかけにもなる。
フェスには横浜だけじゃなく各方面から出店してくださることが多いので、コーヒー屋さんを通じて横浜に来てもらえるし、横浜の人も各地に行くきっかけづくりになったら素敵だなと思います。
臼倉:これまでの開催で、実際にそういった声も聞かれましたか?
百崎:イベント後にInstagramを見ていると、コーヒーフェスで初めて知った東京のコーヒー屋さんに横浜の方が行ってくださったり、福岡のコーヒー屋さんがオンラインショップで横浜の方からの注文が増えたと言ってくださったり。出店するだけではなく、その後にもつながっているのが主催者としては嬉しいですね。
最近だと、自分のお店と他店の営業時間が一緒でなかなか訪問できず、コーヒー屋さんや業界の人とつながる機会も少なくなってきていて。僕らのコーヒーフェスはお客さんとお店をつなげたい思いももちろんありますが、せっかく同じ日にこれだけ出店してくださるので、お店同士がつながるきっかけにもできたらと思っています。
特に今回は単独での開催なので出店者の交流会も企画したいと思っていて、文化の醸成と人のつながりという2つを主にキーワードにしています。
高校時代から「コーヒー一筋」
臼倉:お話を聞いているとコーヒー愛をとても感じるのですが、百崎さんはどんなコーヒーがお好きですか?
百崎:僕はもともとエチオピアのコーヒーからスペシャルティが好きになったんです。コーヒーは苦いと思ってたので、その概念が崩されましたね。
最近はエチオピアの味の印象も変わってきていますが、昔はベリー系がすごく多くて。最初って味についてのコメントを見てもよくわからないことが多いと思うんですが、初めて飲んだエチオピアのコーヒーがまさに書いてある通りベリーの味がしてすごく甘くて、お砂糖を入れなくてもおいしいことを知ったんです。そこから浅煎りも飲み始めて好きになったので、エチオピアは思い出のコーヒーですね。
臼倉:エスプレッソ系もお得意と聞きました。
百崎:最初に働いたエクセルシオールカフェでブラック イーグル(Black Eagle)を触り、エスプレッソマシンってかっこいいなと思ったのがきっかけです。
臼倉:かっこいいって大事なモチベーションですもんね。
百崎:それから、ラテアートですね。一瞬で素敵なアートを描いてお客さんが喜んでくれるのってすごいと思って、一時期ハマってました。
その後、ドトールコーヒーのブランドの中でもカフェ レクセルというスペシャルティコーヒーをメインに扱うブランドに移籍したのですが、そこはミトス(Mythos)が3台あって、シングルのコーヒーが常に3種類選べるようなお店でした。飲み比べると全然味が違うのでちょっとの調整で味が変わるのが奥深くて、エスプレッソっておもしろいなと思いました。
臼倉:それは高校生のときですか?
百崎:高校2年生の時にエクセルシオールカフェで働き始め、3年生の時にカフェ レクセルに移籍しました。当時のレクセルは有名な方も多くて、今でもコーヒーショップのオーナーになられたり、多方面で活躍されている方もいらっしゃるような、高校生を雇うような印象があまりないブランドでした。ハンドドリップもやらせてもらいましたし、ひと通り触れる良い環境でしたね。
接客が素敵でどんな教育をしているのか興味があり、スターバックスでも2年くらい働いて、平行してベンチャー企業がやってるコーヒースタンドでも働き始めました。
コーヒースタンドのほうは焙煎はしてないですが、WOODBERRYさんの豆を使っていたのでスペシャルティコーヒーにふれることができましたし、学生の間にチェーン店の営業の仕方と、小さいコーヒースタンドで自分たちで何でも作り上げていかないといけないという両軸で勉強させてもらい、良い経験をさせていただきました。
その後ベンチャーのほうに就職して、店長や店舗立ち上げなども経験させてもらって。ただ、コーヒーはそんなに種類も多くはないし、どうしてもふれられるものも限られていたので、自家焙煎のお店で働いてみたい思いがありました。一からスペシャルティコーヒーに向き合って、もう一回吸収したいなと思い、THE COFFEESHOPに入らせていただき、今に至ります。
臼倉:さまざまな経験をされてきて、高校時代から「コーヒー一筋」という感じですよね。
百崎:よくないですけど、授業中に授業を受けているフリしながら品種の勉強をしたりコーヒーの本を読んだりしてました(笑)。
興味がないことと興味があることの熱量が自分の中で結構大きく違うなっていうのを昔から思っていたんですが、コーヒーは珍しくハマって、勉強していても苦じゃなくてすごく楽しいなと。ずっとそんな思いで働いているので、自分に合っているんだと思います。
百崎:僕はもともとエチオピアのコーヒーからスペシャルティが好きになったんです。コーヒーは苦いと思ってたので、その概念が崩されましたね。
最近はエチオピアの味の印象も変わってきていますが、昔はベリー系がすごく多くて。最初って味についてのコメントを見てもよくわからないことが多いと思うんですが、初めて飲んだエチオピアのコーヒーがまさに書いてある通りベリーの味がしてすごく甘くて、お砂糖を入れなくてもおいしいことを知ったんです。そこから浅煎りも飲み始めて好きになったので、エチオピアは思い出のコーヒーですね。
臼倉:エスプレッソ系もお得意と聞きました。
百崎:最初に働いたエクセルシオールカフェでブラック イーグル(Black Eagle)を触り、エスプレッソマシンってかっこいいなと思ったのがきっかけです。
臼倉:かっこいいって大事なモチベーションですもんね。
百崎:それから、ラテアートですね。一瞬で素敵なアートを描いてお客さんが喜んでくれるのってすごいと思って、一時期ハマってました。
その後、ドトールコーヒーのブランドの中でもカフェ レクセルというスペシャルティコーヒーをメインに扱うブランドに移籍したのですが、そこはミトス(Mythos)が3台あって、シングルのコーヒーが常に3種類選べるようなお店でした。飲み比べると全然味が違うのでちょっとの調整で味が変わるのが奥深くて、エスプレッソっておもしろいなと思いました。
臼倉:それは高校生のときですか?
百崎:高校2年生の時にエクセルシオールカフェで働き始め、3年生の時にカフェ レクセルに移籍しました。当時のレクセルは有名な方も多くて、今でもコーヒーショップのオーナーになられたり、多方面で活躍されている方もいらっしゃるような、高校生を雇うような印象があまりないブランドでした。ハンドドリップもやらせてもらいましたし、ひと通り触れる良い環境でしたね。
接客が素敵でどんな教育をしているのか興味があり、スターバックスでも2年くらい働いて、平行してベンチャー企業がやってるコーヒースタンドでも働き始めました。
コーヒースタンドのほうは焙煎はしてないですが、WOODBERRYさんの豆を使っていたのでスペシャルティコーヒーにふれることができましたし、学生の間にチェーン店の営業の仕方と、小さいコーヒースタンドで自分たちで何でも作り上げていかないといけないという両軸で勉強させてもらい、良い経験をさせていただきました。
その後ベンチャーのほうに就職して、店長や店舗立ち上げなども経験させてもらって。ただ、コーヒーはそんなに種類も多くはないし、どうしてもふれられるものも限られていたので、自家焙煎のお店で働いてみたい思いがありました。一からスペシャルティコーヒーに向き合って、もう一回吸収したいなと思い、THE COFFEESHOPに入らせていただき、今に至ります。
臼倉:さまざまな経験をされてきて、高校時代から「コーヒー一筋」という感じですよね。
百崎:よくないですけど、授業中に授業を受けているフリしながら品種の勉強をしたりコーヒーの本を読んだりしてました(笑)。
興味がないことと興味があることの熱量が自分の中で結構大きく違うなっていうのを昔から思っていたんですが、コーヒーは珍しくハマって、勉強していても苦じゃなくてすごく楽しいなと。ずっとそんな思いで働いているので、自分に合っているんだと思います。
初の単独開催、規模拡大への思い
臼倉:今まで2回開催され、特にコロナ禍を挟んで3年ぶりの開催となった昨年はたくさんのお客さんが来られたと伺っています。今年はこうしていきたいなどはありますか?
百崎:1回目は初回だったこともあり、程よく混んでみなさんも楽しんでくださってたので、自分が作ったイベントを通して、いろんな人のコーヒー体験にどこかつながっている部分があるんだとしたら嬉しいし、絶対に継続したいなという思いでした。
昨年も期待してくださっている方が多く来場してくださりました。ただ、11時から17時ぐらいまでの短時間のイベントなので長蛇の列でコーヒーチケットを使い切れなかったり、当日チケットを早く販売中止せざるを得なかったり、いろいろイレギュラーなことも起きてしまって。もちろん喜んでくださったお客様もいれば、そういったご指摘の声もいただきました。
そもそもコーヒーにちょっと興味があって来てくださったのに、会場が長蛇の列だったらなかなか何時間も並んでもらえないですよね。
ライトな層に届けたいのに並ばないと飲めないのはコンセプトとずれているのもあって、昨年の反省点も踏まえながら、今年は3日間にしていろんな人にコーヒーを楽しんでもらえるようなイベントにパワーアップして開催しようと思いました。
臼倉:今年への期待はさらに大きいかと思います。
百崎:毎年直前までプレッシャーに押しつぶされそうになりながらやっていて。いろんな方を巻き込んで、それこそコーヒー屋さんはお店を閉めて来てくださっている方もいるので、結果集客があんまりできなかったってなるといろんな方にご迷惑をかけてしまうこともあると思うので、そこは責任を感じますね。
臼倉:でもこれだけ多くの方がいらっしゃるというのはコーヒーに興味を持っている方も多くいらっしゃるということだと思いますし、フェスがなかったら見えなかった部分でもありますよね。
百崎:そういう人たちにインスタントのコーヒーだけじゃなくて、家で豆を挽いて淹れたりするようなコーヒーの日常を作っていけたら私たちとしてはすごく嬉しいですし、文化醸成っていうところにも貢献ができると思っています。
東京コーヒーフェスティバルなどがコーヒーラバー向けだとしたら、やっぱりうちは横浜でコーヒーが飲まれてないという現状もあってライトな層をメインターゲットにしています。
百崎:1回目は初回だったこともあり、程よく混んでみなさんも楽しんでくださってたので、自分が作ったイベントを通して、いろんな人のコーヒー体験にどこかつながっている部分があるんだとしたら嬉しいし、絶対に継続したいなという思いでした。
昨年も期待してくださっている方が多く来場してくださりました。ただ、11時から17時ぐらいまでの短時間のイベントなので長蛇の列でコーヒーチケットを使い切れなかったり、当日チケットを早く販売中止せざるを得なかったり、いろいろイレギュラーなことも起きてしまって。もちろん喜んでくださったお客様もいれば、そういったご指摘の声もいただきました。
そもそもコーヒーにちょっと興味があって来てくださったのに、会場が長蛇の列だったらなかなか何時間も並んでもらえないですよね。
ライトな層に届けたいのに並ばないと飲めないのはコンセプトとずれているのもあって、昨年の反省点も踏まえながら、今年は3日間にしていろんな人にコーヒーを楽しんでもらえるようなイベントにパワーアップして開催しようと思いました。
臼倉:今年への期待はさらに大きいかと思います。
百崎:毎年直前までプレッシャーに押しつぶされそうになりながらやっていて。いろんな方を巻き込んで、それこそコーヒー屋さんはお店を閉めて来てくださっている方もいるので、結果集客があんまりできなかったってなるといろんな方にご迷惑をかけてしまうこともあると思うので、そこは責任を感じますね。
臼倉:でもこれだけ多くの方がいらっしゃるというのはコーヒーに興味を持っている方も多くいらっしゃるということだと思いますし、フェスがなかったら見えなかった部分でもありますよね。
百崎:そういう人たちにインスタントのコーヒーだけじゃなくて、家で豆を挽いて淹れたりするようなコーヒーの日常を作っていけたら私たちとしてはすごく嬉しいですし、文化醸成っていうところにも貢献ができると思っています。
東京コーヒーフェスティバルなどがコーヒーラバー向けだとしたら、やっぱりうちは横浜でコーヒーが飲まれてないという現状もあってライトな層をメインターゲットにしています。
臼倉:横浜でコーヒーが好きな方に、よりこだわってるお店やスペシャルティコーヒーなどに選択肢を広げて見ていただけるようになるといいですね。
今回、ステージを一緒に運営させていただくわけですが、CROWD ROASTERに期待することはありますか?
百崎:CROWD ROASTERさんはいろんなコーヒー屋さんとネットワークがあるので、いずれ一緒にイベントを作った時にCROWD ROASTERさんの強みを活かしたような企画……例えば同じ豆をイベント用に各ロースターさんに焼いてもらって、その違いを楽しむのもおもしろそうですね。
僕はまだ農園に行ったことないので、産地については伝えられる部分も限られてると思うので、そういったところも一緒にやっていけると、よりスペシャルティコーヒー、From Seed to Cupの取り組みも伝えやすくなっていけるのかなと。
僕たちだけだと限界なところを突破して一緒にイベントを作っていただけるとすごく嬉しいなと思ってます。
臼倉:ありがとうございます。今年に限らず、ぜひ今後も一緒に何かできたらと思います。それでは、フェスの今後について目標などがあれば教えてください。
百崎:まずはコーヒーフェスを年1回継続して開催するのを目標にしています。イベントは継続することも大事だと思うので、毎年この時期に横浜コーヒーフェスティバルを開催していることを広めて、楽しみにしてくださるファンの方が少しでも多く増えたらいいですね。
イベントだけではなく情報を発信できるようなメディアなど、そういった座組も考えていきたいと思いますし、コーヒーフェスティバルに出店してくださるオーナーさんは素敵な方が多いので、人にフォーカスして発信していくのもおもしろそうです。
僕は人が好きなので、どういった経緯でコーヒー屋さんを始めたのか、コーヒーが好きになったのか伺うのが好きなんですが、きっと僕の同世代やコーヒーを始めた人って、そういった人の部分の話を意外と聞きたいんじゃないのかなと思っていて。
そういったことを伝えると若い人がコーヒーを始めるきっかけにもなるかもしれないし、焙煎への思いなどを発信することで一杯のコーヒーがよりおいしく感じられたりすると思います。フェスではもちろん、フェス以外でもそういったことを年間通して伝えられるようにしていきたいと思っています。
臼倉:最後に今年の開催への意気込みをお聞かせください。
百崎:初の単独開催なので出店者さんも例年の倍以上となり、本当に素敵なコーヒー屋さんばかり出てくださいます。
ただコーヒーを飲むだけじゃなくて、どんどんお話して素敵なコーヒー屋さんを見つけていただき、来場してくださった方の日常のコーヒーがよりおいしく、パワーアップしていけるようなところに貢献できたら嬉しいので、頑張って企画してまいります。
臼倉: CROWD ROASTERとしてはブースを出店させていただき、ステージも3日間、一緒に運営させていただくということで、楽しみにしています!ぜひ、YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2023にお越しください!
YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2023 開催概要
開催日程:2023年11月24日(金)〜2023年11月26日(日)
開催時間:
11月24日(金) 14:00~21:00(最終入場 20:30)
11月25日(土) 11:00~19:30(最終入場 19:00)
11月26日(日) 10:00~18:00(最終入場 17:30)
開催場所:横浜ハンマーヘッド 1F CIQホール(神奈川県横浜市中区新港2丁目14−1)
入場料:1日¥500
《「入場&飲み比べチケット(4cup )のセット」を先行販売中!!事前購入がお得です。》
【主 催】YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 実行委員会
【協 力】横浜ハンマーヘッド/ 株式会社横浜メディアアド/ (有) マインド/認定NPO法人アークシップ
【後 援】公益社団法人横浜観光コンベンションビューロー/ 一般社団法人みなとみらい 21 / ヨコハマ経済新聞
【オフィシャルパートナー】
ブルーマチックジャパン株式会社/株式会社パイプライン/MOUNTAIN MOVER LTD/CROWD ROASTER/ORIGAMI JAPAN/Heirroom/株式会社JOYNTO/タカナシ販売株式会社/STANDART JAPAN