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北海道立近代美術館で飲める限定銘柄「ハワイ コナ カンシーノファミリー」をご紹介

CROWD ROASTERによる「魯山人カフェ」が北海道立近代美術館に期間限定オープン

CROWD ROASTERは、特別展「近代日本画と北大路魯山人展 — 和の美、再発見。」が開催中の北海道立近代美術館で、魯山人が愛した珈琲を楽しめるスペシャルカフェを、11月10日(金)〜12日(日)の3日間限定でオープンします。
 
CROWD ROASTERでは初となるポップアップカフェを、北海道立近代美術館のカフェスペースで開催。
札幌でCROWD ROASTERのコーヒを楽しんでいただける初の機会となります。
 
今回のポップアップカフェは、北海道立近代美術館で開催中の「近代日本画と北大路魯山人展」に合わせて、「魯山人カフェ」と銘打ち、北大路魯山人が絶賛した高品質なハワイコーヒーをご提供します。
 
このハワイコーヒーの銘柄について、詳しくご紹介します。
 
 
ハワイのもっとも大きい島であるハワイ島の西側、ファラライ山とマウナ・ロア山の裾野のコナ地区で栽培されたコーヒーが「コナコーヒー」です。
まろやかな酸味や甘みが特徴とされ、日本でもとても人気がある銘柄です。
 
ハワイ州では、コナ以外でもコーヒーが栽培されていますが、コナこそがハワイの中で第一の品質を誇るといわれます。多孔質でミネラル豊富な火山土壌がその生育環境として優れています。また、適度な気温、昼と夜の寒暖差、 そして程よい降水量などコーヒー栽培にとって理想的な環境をつくり出しています。

アメリカンドリームの体現者

 
今回のイベントでご用意した銘柄は、カンシーノファミリーによる農園のコーヒーです。
 
カンシーノはメキシコからの移民組で、コナに来たのは今から20年ほど前。コーヒーの実を摘む、コーヒーピッカーとして出稼ぎにやって来たのがコナにきたきっかけでした。
勤勉なレイノルドは、マウナ・ロア山の未開拓の斜面に土地を購入し、コーヒー栽培を始めます。
 
 
数年後、すべての貯蓄をつぎ込み、プロセシングミルを設置。さらに自分の農園だけでなく、近隣の生産者からもチェリーを購入して精選を行うようになると、彼のコーヒービジネスは一気に拡大していきました。
 
レイノルドは家族総出で農園を運営しているので、農園名をカンシーノファミリー農園と命名。レイノルドは、コーヒーピッカーからコーヒー農園のオーナーへ転身を遂げたアメリカンドリームの体現者でもあるのです。
 
 
ハワイ コナのティピカには、ハワイアンティピカとグアテマラティピカの2系統があります。
ハワイアンティピカは、200年ほど前にブラジルから持ち込まれたティピカ。グアテマラティピカは、1892年にグアテマラからハワイ島のハマクア地区に持ち込まれ、ハワイ島で広く栽培されるようになり現在のコナコーヒーへとつながる品種です。
 
今回のカンシーノファミリーが作るコーヒーは、伝統あるグアテマラティピカです。
 
■基本情報
生産国:ハワイ
生産地域:ハワイ島コナ地区 カイルアコナ
生産者:レイノルド・カンシーノ
標高:240〜720m
品種:ティピカ
精選:ウォッシュト
フレーバー:ナッツ、レーズン、バナナ
 
この銘柄の焙煎は、Raw Sugar Roastの小坂田祐哉さんにお願いしました。
小坂田祐哉さんは釧路市出身。北海道のイベントということで快諾していただきました。
 
小坂田焙煎士とハワイコナという、これまでにない組み合わせを楽しんでいただける、今回の「魯山人カフェ」。
お近くの方や、期間中に札幌に行く機会のある方はぜひ、北海道立近代美術館で「近代日本画と北大路魯山人展」をお楽しみいただき、CROWD ROASTERによる「魯山人カフェ」にお立ち寄りください!
 
CROWD ROASTERプロデュース「魯山人カフェ」
会場:北海道立近代美術館(札幌市中央区北1条西17丁目)
2階 特設カフェ
営業時間:
11月10日(金)、11日(土):10:00〜16:00
11月12日(日):10:00〜15:00

<展覧会概要>
「STV創立65周年記念 足立美術館所蔵 近代日本画と北大路魯山人展 — 和の美、再発見。」
会期:2023年9月16日(土)〜11月12日(日)
休館日:月曜日(9月18日、10月9日、11月6日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)
開館時間:9:30~17:00(最終入場は16:30)