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CROWD ROASTER 銘柄紹介 (5) エルサルバドル エル・カルメン農園 ゲイシャ

ローストイベントに参加してみたいけど、銘柄の特徴が分からないから参加しにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方々に向けて、CROWD ROASTERの銘柄を紹介していくこの企画。
今回は「エルサルバドル エル・カルメン農園 ゲイシャ アナエロビックナチュラル」のご紹介です。

CROWD ROASTERが独自に輸入した、めずらしいエルサルバドル・ゲイシャ

 
エル・カルメン農園は、エルサルバドルでコーヒーの生産と加工に長い歴史を持つアルファロ・ファミリーの農園。彼らは、19世紀半ばに農園を開き、今日では4代目のフェルナンド・アルファロが切り盛りしています。
 
アパネカ・イラマテペック山脈に位置する農園は、中米の生態系保護を行うメソアメリカ生物回廊の一部で、非常に豊かな森の中心部に存在しています。この森は、何百もの渡り鳥や固有種の鳥の聖地となっている、自然豊かな森です。

彼らファミリーはコーヒーの「3つの品質」を向上させることをミッションとしてきました。それは、「カップの品質、環境の品質、労働者コミュニティの生活の品質」の3つ。コーヒーを取り巻く環境を常にいい状態に保つことによって、コーヒーの品質が確かなものになることを知っているのです。
 
 
 
農園では、約60%のコーヒーがシェードカバーの下で育ちます。これにより強い太陽の光からコーヒーチェリーが守られ、ゆっくりと均一に熟します。その完熟したチェリーのみを収穫して選別し、高台の乾燥ベッドに薄く重ねて置くことで、高品質なナチュラル、ハニープロセスのコーヒーを生産しています。この農園で栽培されている品種は、ブルボン、カトゥーラ、パカマラ、ゲイシャなどです。
 

エル・カルメン農園の基本情報

生産国:エルサルバドル
生産地:アワチャパン県アタコ
品種:ゲイシャ
標高:1,250〜1,400m
生産者:フェルナンド・アルファロ

赤ワインのような印象的な【GSA】ゲイシャ アナエロビック

今回、CROWD ROASTERで紹介するのは、このエル・カルメン農園のゲイシャ、アナエロビックナチュラルという、めずらしいコーヒー。オレンジの砂糖漬けのような柑橘のフレーバーと甘さが感じられ、そこにカカオやチョコレートのような濃厚さも感じる、クリーミーでバランスのとれたフルボディのコーヒーとなっています。
 
CROWD ROASTERでしか楽しむことのできないこの銘柄、何人もの参加焙煎士の方がこの豆の焙煎をしてくださっています。
 
この銘柄の飲み比べをしてくれたユーザーレビュー「Takeruの飲み比べレビュー」より、コメントをご紹介します。
 
同じシナモンローストという焙煎度合いで仕上げたコーヒーでも、やはり味わいが大きく異なってきましたね。

岩崎さん焙煎は、明るいトーンで軽やかながら蒸留酒の香りを中心とした複雑な香りを楽しめるコーヒー。
仲村さん焙煎は、穏やかなトーンで厚く滑らかなマウスフィールとカカオや赤ワインの香りを中心として複雑に味わいが変化していくコーヒー。
共通しているのはお酒のような香りや複雑味があるということとアフターフレーバーが長いこと。

このような違いを楽しめるのもCROWD ROASTERの特徴だと思っています。
同じ農園、同じロットの生豆を同じ輸送・保管をして別々の焙煎士が各々の表現したい味わいに仕上げる。
 
それはつまりその優れた品質の生豆の可能性をより知ることができることに繋がります。
 
同じシナモンローストでも、岩崎裕也焙煎士と仲村良行焙煎士では、その味わいがかなり異なるという感想を寄せてくれています。
どちらも、複雑さやロングアフターは変わらないとのこと。
 
この銘柄の飲み比べは、CROWD ROASTERだけで可能です。
ぜひお試しください。
 
 
 
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この銘柄も探してみてください。
 
 

2023.06.23
CROWD ROASTER