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まるでピーチティー!臼倉おすすめの銘柄別アイスコーヒーレシピ【CSLC】編

最近、暑い日が続いており、いよいよ夏本番かと思うような日々が増えてきました。
ここまで暑い日々が続くと、アイスコーヒーを飲む方も増えてきたのではないでしょうか。

以前の記事では基本のアイスコーヒーの抽出方法をお伝えいたしましたが、今回の記事ではより銘柄にフォーカスしたアイスコーヒーの抽出方法をお伝えいたします。
 

今回のおすすめの銘柄は、エルパライソ農園 ライチ

コーヒーは銘柄ごとにキャラクターが異なるため、よりこだわるのであれば銘柄ごとにレシピを変えて、抽出を行うのが一番理想だと思います。

しかし、なかなかそれも難しいと思いますので、爽やかに出したい時、しっかりめに出したい時など、出したい味わいを段階に分けて、用意しておくといいと思います。
それぞれの細かいレシピはまた別の機会にご説明させていただきます。

本日の記事では、CROWD ROASTER 臼倉がおすすめするアイスコーヒーにして飲みたい銘柄をご紹介いたします。

今回おすすめする銘柄は、「【CSLC】コロンビア/エルパライソ農園/カスティージョ/ダブルアナエロビック/ライチ」です。

その名の通り、ライチを思わせるフレッシュなフレーバーを軸に、時間が経つにつれて味わいが落ち着き、ピーチのような濃厚な甘みが顔を出します。
アロマも芳醇で飲み初めから、終わりまで飽きが来ない、独創的な銘柄です。

これをアイスコーヒーにすることで、暑い夏にゴクゴク飲める、爽やかなフレーバーが特徴的、ピーチティーを彷彿とさせる甘みと、クリーンなアフターは何杯でも飲みたいと思わせ、虜になってしまうような味わいを楽しめます。

ポイントはゆっくり、じっくり

それでは抽出レシオをご紹介いたします。
 

【レシオ】
豆:30g
抽出量:250ml
注湯量:500ml
抽出時間:2分30秒
挽き目:中挽き
湯温:91〜92度

①豆を中挽きにします。
一般的にアイスコーヒーを淹れる時は細挽きにすることが多いですが、今回は【CSLC】の特徴である、爽やかなフレーバーを出すためにも中挽きにします。
 
 
②サーバーが満杯になるように氷を入れ、抽出の準備をします。
湯温は91〜92度がおすすめです。
 
 
③細湯で丁寧に真ん中から満遍なくお湯を注ぎ、45秒間、蒸らします。
 
 
④蒸らし終えたら、再度、真ん中から外側へじっくりと円を描くように細湯で注ぎ入れます。
 
 
⑤外側まで注ぎ入れたら、内側に戻ってきます。この作業を目標抽出量まで行います。
ポイントはとにかくじっくり、ゆっくり淹れることです。
アイスコーヒーの場合は氷で薄めるため、それを考慮して、抽出する必要があります。
そこで氷で薄まった後でもしっかりとフレーバーを感じられる仕上がりにするために、じっくり、ゆっくり淹れることをおすすめします。
 
 
⑥目標抽出量に到達したら、注ぐのをやめ、ドリッパーを外します。
少し勿体無いようにも感じますが、より美味しく飲むためには、ドリッパーに湯が残っていても、ドリッパーを外すのをおすすめいたします。
飲めないわけではありませんが、コーヒーの抽出成分は出てくる順番が決まっており、最後にでてくるのは雑味やえぐみ成分が多いと言われています。
ですので、目標量まで注ぎ終えたら、まだコーヒーが抽出されていてもドリッパーを切るのがおすすめです。

⑦しっかりと攪拌し、抽出されたコーヒーを冷やします。
ここで撹拌をするのはコーヒーを冷やすことも目的の一つですが、もう一つあります。
前述の通り、コーヒーには出てくる成分の順番が決まっています。
撹拌ができていないと飲む場所ごとに味わいのブレが出てしまいます。
そこで、しっかりと撹拌することで、味わいのバランスを取ります。

⑧グラスに注ぎ入れて完成です。
グラスに氷を入れて飲んでもいいですし、冷たすぎるのが苦手な方は、そのまま飲むのもおすすめです。

いかがでしたでしょうか?

今回は【CSLC】を使ったレシピをご紹介いたしました。
夏だからこそ飲みたくなるようなフレッシュな味わいのアイスコーヒーです。
皆さんもぜひ、お試しください。

これからも銘柄にフォーカスしたレシピをご紹介していきますので、お楽しみに!

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2023.07.02
Hiroto Usukura