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CROWD ROASTER 銘柄紹介(11)サン・ジョン・グランデ農園 ブルボン

ローストイベントに参加してみたいけど、コーヒーの銘柄の特徴が分からないから参加しにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方々に向けて、CROWD ROASTERで扱っているコーヒー銘柄を詳しく紹介していくこの企画。
 


今回は「【SJBA】ブラジル サン・ジョン・グランデ農園 ブルボン アナエロビックナチュラル」のご紹介です!

CROWD ROASTER限定ロット!希少なブルボンのアナエロビック

 
世界最大のコーヒー生産国であるブラジルは、大規模な栽培が一般的でスペシャルティコーヒーの生産地としては存在感が少ないともいわれます。
しかし、スペシャルティコーヒーづくりに情熱を傾ける生産者は存在します。
今回ご紹介する生産者のエドワルド・カンポス氏もその一人です。

彼は、ブラジルの中でも品質の高いコーヒーを生産する地域として名高いセラード地方で、サン・ジョン・グランデ農園、ドナ・ネネン農園、ボア・ソルテ農園の3つの農園を経営しています。セラード地域は、標高が高くないものの寒暖差は十分にあり、ブラジル アラビカの模範的な品質のコーヒーを生産しています。

エドワルド・カンポス氏は、自然環境保護についても常に注意を払い、農業生産に必要な土地以外には極力さわらずに自然に還すことを心がけて生産を行っています。また、耕地内の植生に応じた樹木の再生、河川の良好な水質、植生の維持にも積極的に取り組んでいます。

農園では、コーヒー豆の栽培についても収穫から製品になるまでの過程を常に清潔に保つことをモットーに作業が行われています。
 
従事する従業員に対しても同様に、国の労働法を厳守し、労働者に与えられた権利を義務を明示し、安心して働ける体制が作られています。 このような取り組みに対し、レインフォレスト・アライアンスから認証を受けています。

収穫時期の決定には細心の注意を払い、実の熟度に応じて重さを調整した機械と人の手により収穫をおこなっています。
 
 
サン・ジョン・グランデ農園では、カトゥアイ、ムンドノーボ、パライーソなどの耐病性のあるハイブリット品種が育てられていますが、ご紹介するのはブルボンをアナエロビックで精選処理したコーヒーです。

かつてのブラジルの主力品種であり、アラビカコーヒーの二大原種の一つであるブルボンは、風味に優れるものの、現在では耐病性のある品種にほとんど取って代わられ、ブルボンを育てる農園は、セラード地域の数ある農園の中ほんのわずか。

そんな貴重なサン・ジョン・グランデ農園のブルボンを、アナエロビックで仕上げたこの銘柄は、CROWD ROASTERのためにつくっていただいた限定ロット!
他で手に入れることはできません。

エドワルド・カンポス氏はセラード地域でも特に先進的な取り組みをおこなっている生産者で、アナエロビック(嫌気性発酵)についても10年ほど前から研究してきました。

今回のロットは、ブラジルらしい香ばしさと、ブラジルらしからぬフルーティーな酸味、そしてわずかなアナエロビックらしい発酵感が感じられる、複雑で特徴的なコーヒーとなっています。

サン・ジョン・グランデ農園 ブルボンの基本情報

生産国:ブラジル
生産地:セラード地域
品種:ブルボン
標高:1,020〜1,080m
基本フレーバー:ベリー、くるみ、カシス
 
ブラジルの新しい可能性を感じさせる、このCROWD ROASTER限定ロット。
アナエロビックがあまり得意でないという方にもおすすめの銘柄です。
 
飲んでみたいと思った方は、ぜひローストイベントを好きな焙煎士に依頼してみてください!
125gから依頼が可能です。
 
また、開催中のローストイベントに参加するのももちろんOK!
人気の銘柄ですので、開催中のイベントが多く立っています。ぜひ、CROWD ROASTER アプリからご確認ください!
 
 
 
 
2023.11.14
CROWD ROASTER