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発酵系のナチュラルプロセス その2【Coffee Fanatic 三神のディープコーヒーワールド 第12回】

 
こんにちは!!Coffee Fanatic三神です!!

ナチュラル(Natural)の生産処理は好気発酵の部類まで進みましたが、今日は嫌気発酵の部類を解説していきたいと思います!!

近年より複雑になってきているので、プロセスの説明があっても、ぱっと見だとナチュラルなのか、ウオッシュドなのかよくわからないことがありますが、これらは乾燥方法で判別することができます。

●チェリーの状態で乾燥=Natural
●パーチメントの状態で乾燥=Washed
●粘液質が付いたパーチメントの状態で乾燥=Pulped Natural

こんな感じです。なので、どんだけ複雑な工程を盛り込んでも、最後の乾燥は上記3つの形態しかない(ウエット・ハル=スマトラ式を除く)ので、区分がわかるということですね!
Ryo Mikami

Ryo Mikami

大学卒業後とある事情からスターバックスに勤めたことをきっかけにコーヒーの可能性に邂逅。紆余曲折を経てスペシャルティコーヒー専門商社に入社。Fanatic道に開眼し、相場考察、産地訪問、品評会審査、大会コーチ、抽出、焙煎、機器提案等コモディティーからスペシャルティまで多岐にわたる業務に通じ現在に至る。CROWD ROASTERアドバイザー。