STORY

これから始めるハンドドリップ (2) ドリップポット編 HARIO V60ドリップケトル・ヴォーノ

 
これから本格的にコーヒーを淹れてみようという方におすすめの器具を紹介していく本企画。
以前の記事では「ドリッパー」をご紹介いたしました。
第2弾は、コーヒー抽出の味わいを決めるといっても過言ではないお湯を注ぐという行為に最も影響を与える「ドリップポット」の紹介です。

誰でも使いやすい「HARIO V60ドリップケトル・ヴォーノ」

コーヒーの抽出において最も重要で、最も難しいと言っても過言ではない、「お湯を注ぐ」という行為。その行為に最も影響を与える道具が「ドリップポット」です。

ドリップにおいて「細湯で注げる」ということが非常に重要です。
私が抽出作業の中で最も大事だと考えている「蒸らし」ですが、この作業を行うには細湯で安定してお湯を注げることが大事な要素になります。

もちろん、最もいいのは細湯でも太湯でも自在に操れることですが、ドリップを始めたての方が自在に操ることは難しいと思います。
そこで、まずは細湯で安定して抽出できることが大事になってきます。

そんな方におすすめなのが「HARIO V60ドリップケトル・ヴォーノ」です。
 

注ぎやすさを考えられた注ぎ口

「HARIO V60ドリップケトル・ヴォーノ」は、安定して細湯でお湯を注ぐことができます。
そのために非常に重要なのが注ぎ口の形状です。

HARIOが独自に考え抜いた注ぎ口になっています。
細くキレの良い注ぎ口になっており、傾けるだけで簡単に細湯でお湯を出すことができるようになっています。
 
また、抽出する際のドリップポットと、ドリッパーとの距離感のバランスがよく考えられています。
近すぎても遠すぎても淹れにくいですが、絶妙な距離感になるように設計されていることで、誰でも注ぎやすくコントロールしやすい形状になっていることで、安定した抽出パフォーマンスを実現してくれます。

フィットしやすいハンドル形状

ハンドルの持ち方にもこだわられており、ドリップのしやすさを考えられたハンドル形状になっています。

安定してお湯を注ぐには、ドリップポットが手に馴染むことも非常に重要です。

ドリップを持つ時に親指をハンドル上部に乗せるのが基本的な持ち方ですが、その持ち方をしやすいようにハンドル上部が広めにできており、親指がフィットしやすい形になっています。
 
 
いかがでしたでしょうか?
抽出器具も様々な道具が増えてきており、これから始める方は非常に迷ってしまう方も多いと思います。

今後もハンドドリップをこれから始める方におすすめの器具をご紹介していきますので、よろしければ参考にしてみてください!
 

2023.5.10
Hiroto Usukura