STORY

一期一会のコーヒーを手にできる「ローストイベント」



CROWD ROASTERは、これまでにできなかったことを可能にし、コーヒーの新しい楽しみ方を発見するために生まれたサービスです。

その一つとして、CROWD ROASTERアプリでは、好みのコーヒーの銘柄を、焙煎士を選んで焙煎依頼をすることができます。

CROWD ROASTERでもっとも特徴的で他にはない、焙煎依頼=ローストイベントについて、ご紹介します。

あのコーヒーを、この焙煎士が焼いたら…

 
自家焙煎のコーヒーショップでは、焙煎士や品質管理の責任者が、取り扱うコーヒー銘柄をさまざまな要素から見極めて、お店のラインナップを決めていると思います。そして、そのお店のポリシーに合った、素晴らしいコーヒーが店頭に並びます。

でも、他のお店で飲んだあのコーヒーの銘柄を、こちらのお店の焙煎士が仕上がるとどんな味わいになるのだろう…、そんな希望を叶えることはできないかと思ったのが、この焙煎依頼のシステムを立ち上げる本当に最初のきっかけでした。

私たちのサービスには、これまであまりフォーカスされなかった焙煎という技術や、焙煎士の個性にフォーカスを当てたい、自分好みのコーヒーをより意識的に探せるようにしたい、コーヒーのトレーサビリティをもっと明確にしていきたい、などなど…さまざまな想いを持ってはいますが、焙煎依頼については、このある種のわがまま…(賛同してくれる方がいると信じて)からはじまったのです。

焙煎依頼のしくみ

 
さて、あるコーヒーの銘柄を、焙煎士に焙煎してもらおうとする際に、問題となることの一つが、焙煎するコーヒーの量です。

焙煎士の皆さんが操る業務用の焙煎機では、1回に少なくともキロ単位の量の焙煎を行います(それが1バッチの量といわれます)。

CROWD ROASTERは、ユーザーが個人で焙煎を依頼することができるサービスです。しかし、ひとりで何キロものコーヒーを買うとなるとかなりハードルが高い(でも、1バッチ分を買い占めれば、あなたのためだけに焙煎士が焙煎をおこなってくれます)。

そこで、一人のユーザーがおこなった焙煎依頼に、他のユーザーが参加できるようなシステムを作りました。
そしてその焙煎依頼を「ローストイベント」と呼ぶことにしました。

つまり、ローストイベントとは、ユーザー(焙煎士のこともあります)が、あるコーヒーの銘柄を、焙煎士に焙煎依頼したもので、他のユーザーの参加を募集しているものになります。

2kgや5kgなど、イベントごとに焙煎士が設定した募集量(大抵は1バッチ分)がありますので、その分の参加者が集まれば、ローストイベントの募集は終了し、コーヒーの焙煎が開始されます。

「一期一会」のコーヒー

このような形をとるメリットは、コーヒー豆のロスが発生しないという点にもあります。生産者が丹精込めてつくった貴重なコーヒー豆を、依頼された分だけ、過不足なく焙煎するので、無駄になる豆が出ることはありません。

ローストイベントに参加した方にとっては、このイベントで手に入るコーヒーはこの1回だけの、同じものは2度とないかもしれないコーヒー。
焙煎士は、イベント参加ユーザーのために、焙煎度やフレーバーを調整して焙煎してくれています。

同じ豆と焙煎士の組み合わせでも、次に行われるローストイベントでは、焙煎度が変わることもありますし、次は少し違った仕上げをしようと工夫してくださる焙煎士の方もいます。

ローストイベントを立ち上げて、また参加して手に入れることができるコーヒーは、オーダーメイドであり、この一回しか手に入れることができないかもしれない、ユニークなコーヒーであることを知っていただければと思います。
 
CROWD ROASTERのまだまだたくさんある魅力は、この後も記事でも紹介していきます!
ご興味を持った方はぜひ、CROWD ROASTERアプリをダウンロードしてください。
 
 
 
2023.5.11
CROWD ROASTER