スウェーデンで誕生した国際的コーヒーイベント「The Barista League（ザ・バリスタ・リーグ）」が、ついに東京に初上陸。2025年6月12日（木）に東京・下北沢で開催されます。

このイベントは、プロの技術だけでなく、感覚・創造力・チームワーク、そして"コーヒー愛"が試されるユニークなコンペティション。

アジア初開催となる今回は、アジア各国のトップバリスタとコーヒープロフェッショナルたちが集結。

CROWD ROASTERからも、Leaves Coffeeの石井康夫さんと、アドバイザーの石谷貴之バリスタが審査に参加します。

「The Barista League」は、地元のバリスタたちが気軽に楽しめるコミュニティイベントとして、2015年にスウェーデンでスタート。

10年の歴史を経て、今では世界中から企業やバリスタ、コーヒープロフェッショナルが参加する国際的なイベントへと成長しました。

The Barista Leagueは、今までになかったスタイルのバリスタコンペティションで、書類と動画審査を通過した10組（2人1組）のチームが、バリスタとしての実践的なスキルを駆使し、スピーディーかつ多彩な競技で技を競い合います。

競技は主に2つのチャレンジで構成。「ドリンクチャレンジ」では、15分間でエスプレッソ、プラントベースの飲料、コールドブリュー・モクテル、フィルターコーヒー、そしてコーヒー以外の"ミステリーオーダー"を含む6種類のドリンクを作成。審査員が味と完成度を評価。

「センサリースキル」では、5分間のテイスティングで謎のフレーバーを見抜く感覚が試されます。

今回のアジア大会では、フィルターコーヒーの抽出器具として、フレンチプレスを採用。シンプルな構造ながら、コーヒー豆本来の豊かな風味とオイルを余すことなく引き出すクラシックな抽出器具で、バリスタたちがどのような創造力と技術力を見せるかが注目です。

これらの競技で最も高得点を獲得したチームには、極秘のコーヒー産地への旅が贈られます。世界中のThe Barista League 優勝者たちと共に、コーヒーが育まれる地域の伝統や文化に触れる貴重な機会を手にできる特別な旅とのこと。

The Barista Leagueの原点は、「コーヒー業界の楽しさを、すべてのバリスタに届けたい」というもので、経験やキャリアに関係なく誰でも挑戦できる大会として設計されていることも特徴です。

今回のイベントには、石井焙煎士、石谷バリスタをはじめ、日本のコーヒー業界を牽引するトップクラスの審査員と特別ゲストが参加します。

＜審査員＆ゲスト＞

鈴木樹さん（BrewPeace Inc.）、石井康夫さん（Leaves Coffee Roasters）、石谷貴之さん、深山晋作さん（Barista Map Coffee Roasters）、畠山大輝さん（Bespoke Coffee Roasters）、井崎英典さん（BrewPeace Inc.）、室本寿一さん（Standart Magazine）

競技以外にも来場者が楽しめる企画が盛りだくさん。人気ロースターから新進気鋭のロースターまで幅広いロースターが集結する「Roasters Village」、競技者たちが来場者に競技で作ったドリンクを提供する「The Barista League Café」、業界をリードするパートナー企業と共に参加型のゲームなどエキサイティングな企画も用意されています。

最先端のコーヒーカルチャーを体感できるこの貴重な機会に、ぜひ足を運んでみては。

＜開催概要＞
The Barista League 2025 Asia – Tokyo
開催日時：2025年6月12日（木）17:00〜  
会場：Adrift（東京・下北沢）  
チケット料金：3,264円（別途ドリンクチケット代600円が必要） 
公式サイト：https://www.thebaristaleague.com/2025-tbl-asia-japanese

2025年は世界6地域でThe Barista Leagueが開催される予定。アジア大会に続き、9月にカナダ・モントリオール（北米）、10月に南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ（アフリカ）、11月にオーストラリア・シドニー（パシフィック）での開催が予定されている。