最近は気温が高い日も多くなってきており、アイスコーヒーがおいしく飲める季節もすぐそこまできているのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、「急冷式」のアイスコーヒーの淹れ方についてお伝えいたします。

 

アイスコーヒーの抽出方法には大きく分けて二つの方法があります。
それは「急冷式」と「水出し式」です。

「急冷式」は、お湯で抽出したコーヒーを氷で急速に冷やす方法。特徴は、ふくよかな味わいと華やかな香りです。急速に冷やすことで、抽出されたコーヒーの味と香りをそのまま閉じ込めることができることです。

急冷式の場合は、コーヒーの味が変化しやすいため、出来るだけ早めに、遅くともその日のうちに飲み切るのがおすすめです。

「水出し式」は、以前の記事でもご紹介しましたが、水でゆっくりコーヒーを抽出する淹れ方です。
コーヒーの粉を入れたコーヒーパックを水に浸し、冷蔵庫に入れて8〜12時間かけて抽出します。

お湯に比べて味が溶け出しにくい水出し式は、ゆっくり時間をかけて抽出することで、柔らかい口当たり、優しくスッキリとした味わいになるのが特徴的です。

時間による味の変化を受けにくいので、しっかりフタを閉じて冷蔵庫で保存すれば、2日間程度はおいしく飲むことができます。

 

それでは、急冷式アイスコーヒーの作り方を見ていきましょう。

ハンドドリップで抽出する際のレシピです。

氷で味が薄まってしまうため、ホットコーヒーの抽出よりも豆を多めに使うことがポイントです。

・コーヒー豆（中挽き）：40g
・抽出量：250ml
・湯温：90度
・抽出時間：2分

①コーヒーを挽いてフィルターにセットする
②サーバーにたっぷりの氷を入れる
 ※サーバーは大きめがおすすめです
③コーヒーにお湯を注ぎ、45秒〜1分間蒸らす
④蒸らし終えたら、2投目を注ぐ
⑤今回の抽出量である250mlになったら注ぐのをやめる
⑥しっかりと攪拌をし、氷を溶かす
⑦氷が溶けることで出来上がりが360ml程度になる

 

いつものハンドドリップの抽出に氷を使うだけで、簡単にアイスコーヒーを作ることが可能です。

 

 

コーヒー豆の使う量と抽出量をコントロールするだけで、簡単においしいアイスコーヒーを作ることができます。
ぜひ、皆さんもご自宅でお試しください。

 

2024.4.4

CROWD ROASTER