先日から、CROWD ROASTERで販売開始したケニアの新銘柄の、焙煎士飲み比べセット「アフリカンクルーズ ケニアエディション」。大変好評をいただいております。
このセットは新銘柄【KKW】ケニア/ティムファクトリー/SL28/ウォッシュト を楽しんでいただくために、実力ある3名の焙煎士に焙煎度ごとに焼き上げていただきました。
【KKW】の良さを余すことなくお楽しみいただけるセットになっています。
この記事では「アフリカンクルーズ ケニアエディション」を存分にお楽しみいただくために、CROWD ROASTERの臼倉がそれぞれのおすすめの抽出レシピを紹介いたします。
【浅煎り】森藤 友通さん(RED POISON COFFEE ROASTERS)
森藤さんのコーヒーは、浅煎りですので銘柄がもつフレーバーのキャラクターを、存分お楽しみいただけます。
【レシオ】豆:30g
抽出量:420ml
注湯量:600ml
抽出時間:2分
蒸らし:40秒
挽き目:中粗挽き
湯温:92度
ポイントは2つです。
①他の焙煎度よりも多めに抽出する
浅煎りのコーヒーをうまく抽出するためには、抽出する量(濃度感)が重要です。
抽出量が少ないとせっかくの浅煎りの良さであるクリーンさを出しにくくなりますし、酸味が尖りすぎてフルーティーなフレーバーを楽しむことが難しくなります。
そこで、他の焙煎度よりも多めに抽出することをおすすめいたします。
抽出量が少ないとせっかくの浅煎りの良さであるクリーンさを出しにくくなりますし、酸味が尖りすぎてフルーティーなフレーバーを楽しむことが難しくなります。
そこで、他の焙煎度よりも多めに抽出することをおすすめいたします。
②挽き目は粗めに
浅煎りならではのクリアな飲み心地を作るためにも、他の焙煎度よりは粗めに挽くことをおすすめいたします。
【中煎り】佐野 真さん(真庵)
佐野さんのコーヒーは、甘みと酸味のバランスが優れており、最後までゆっくりと飲みたい一杯です。
【レシオ】
豆:30g
抽出量:400ml
注湯量:600ml
抽出時間:2分
蒸らし:1分
挽き目:中挽き
湯温:92度
ポイントは2つです。
①他の焙煎度よりも蒸らし時間をしっかり取る
佐野さんのコーヒーは甘みと酸味のバランスの良さを楽しんでほしい一杯です。
コクも出しつつ、酸味とのバランスも取る必要があります。
そのためには、フレーバーをしっかりと出し切ることが理想です。
蒸らし時間を多めに取ることでじっくりと味わいが抽出されていき、フレーバーをしっかりと取りやすくなります。
コクも出しつつ、酸味とのバランスも取る必要があります。
そのためには、フレーバーをしっかりと出し切ることが理想です。
蒸らし時間を多めに取ることでじっくりと味わいが抽出されていき、フレーバーをしっかりと取りやすくなります。
②太湯で注ぐ
蒸らし時間を多く取る分、しっかりとした味わいになりやすくなります。そこで太湯で注ぐことで、濃度感を調整し、バランスの良いコーヒーを目指します。
【深煎り】仲村 良行さん(豆ポレポレ)
仲村さんのコーヒーは、焙煎度由来のビターな味わいですが、仲村さんの卓越した焙煎技術によって、嫌な苦味や雑味がないため、最後まで飲み疲れすることなく、味わうことができます。
【レシオ】
豆:30g
抽出量:370ml
注湯量:550ml
抽出時間:2分15秒
蒸らし:50秒
挽き目:中挽き
湯温:92度
ポイントは2つです。
①他の銘柄よりは少し細かめに挽く
今回の仲村さんのコーヒーは焙煎度由来の甘みやコクを楽しんでいただきたい一杯です。
そのために挽き目を少し細かめにし、しっかりと味わいを抽出しやすくすすることをおすすめします。
そのために挽き目を少し細かめにし、しっかりと味わいを抽出しやすくすすることをおすすめします。
②細湯でじっくり
目指したい味わいである濃厚さや飲み応えを引き出すために、注ぐ時は細湯でじっくりと注ぐことをおすすめします。
じっくりと注ぐことでしっかりめな味わいのコーヒーに仕上がりやすくなりますので、今回出したい濃厚な飲み心地を作り出しやすくなります。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したレシピは焙煎度ごとにレシピを変えていますが、3銘柄とも同じ抽出方法で淹れて、飲み比べてみるのも面白いと思いますし、1つの銘柄で違う抽出方法で淹れるのも淹れ方の違いを楽しめて面白いと思います。
これからも様々な飲み比べセットを出していきますので、お楽しみに!
じっくりと注ぐことでしっかりめな味わいのコーヒーに仕上がりやすくなりますので、今回出したい濃厚な飲み心地を作り出しやすくなります。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したレシピは焙煎度ごとにレシピを変えていますが、3銘柄とも同じ抽出方法で淹れて、飲み比べてみるのも面白いと思いますし、1つの銘柄で違う抽出方法で淹れるのも淹れ方の違いを楽しめて面白いと思います。
これからも様々な飲み比べセットを出していきますので、お楽しみに!
2023.08.23
Hiroto Usukura