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ラ・ウエリア ゲイシャと日本初上陸のルパオで知る、パナマコーヒーの実力

CROWD ROASTERでは、世界最高峰のパナマ ゲイシャを中心としたパナマコーヒーの魅力をお伝えしてきました。

今回は、CROWD ROASTERが扱うなかでももっとも希少なコーヒーである、「ラ・ウエリア ゲイシャ」と「アウロマール農園 ルパオ」について改めてご紹介します。

ラ・ウエリアの貴重なロット「N97」

世界のコーヒーの常識を変えた孤高のイノベーター、「ラ・ウエリア」の農園主ペドロ・モスが、長年の探求と独自の手法によって生み出すパナマコーヒーの新たなフラッグシップ「N97」。その名を冠した、非常に希少なゲイシャが 「ラ・ウエリア ゲイシャ ナチュラル N97 アナエロビック Lot2」です。
 
 
農園主ペドロ・モスは、自ら造園した精製場のアフリカンベッドにコーヒーチェリーを寝かせ、昼夜問わずプロセスを手掛けています。
また自然環境への配慮から、大量の水を使わずに済むよう、独自の発酵技術を研究し活用しています。とくにハニープロセスにおけるこだわりと出来栄えは、周囲に「世界一」といわれるほどです。

Huella(ウエリア)はスペイン語で「指紋」の意味。文字を使用しないインディヘナの収穫者たちとやり取りする際、サインではなく指印を使用することから、そのままブランドマークに採用しています。
コーヒーチェリーは、一つひとつ熟練した収穫者の手で摘み取られ、また最後まで人の手によって丁寧に仕上げられた、品質の保証でもあります。
そんな彼のこだわりは、2019年「食のオスカー賞」ともいわれる英国Great Taste Awardで、Golden Folk賞を受賞、つづく2020年も、5品種の焙煎豆が受賞するという快挙をなし遂げました。

「N97」は、ペドロ・モス自身の評価でのスコア「満点」をコンセプトとした、最高グレードのコーヒーであり、その2期目となる、2022年度プロセスのLot 2と名付けられたロットです。

本当に貴重なこのゲイシャが味わえるチャンスは、なかなかありません。
ゲイシャ種ならではのフレーバーに加わる、あまりに複雑な香りと味わい。これまでにないコーヒー体験ができる特別な銘柄です。

日本初上陸の新銘柄「ルパオ」

日本で初めて紹介される、新しいパナマの品種「アウロマール農園 ルパオ ナチュラル」 。
この希少なコーヒーを、CROWD ROASTERでは扱っています。
 
 
アウロマール農園は、世界に名高い「アウロマールゲイシャ」を育む農園で、ここで自然の交配によって誕生した、まったく新しいパナマ産オリジナル品種が「ルパオ」。
農園主ロベルト・ブレネスと彼のファミリーが、パナマコーヒーの新たな可能性を見出し、最大限の愛情を注ぎ込んで育て上げた「次世代のコーヒー」が、いよいよ世界に向けてデビューすることになりました。

アウロマールの成長するゲイシャの樹々の中で、互いに遠く離れた場所で、ゲイシャの木にも、他の既知の品種にも似ていない、背丈が極端に低い木が2本あるのが見つかりました。 クロマトグラフィー分析により、70%がゲイシャ種を含むハイブリッドで、残りがカトゥアイと微量のブルボンの組み合わせであることもわかりました。

その後、作付面積を増やしていき、少量ずつ出荷されるようになったこの新しい品種は、アウロマール家の創業者ロベルトの二人の長孫娘、ルシアとパオラの名前を組み合わせて、「ルパオ」と名付けられました。

ルパオは、落ち着いたフルボディのパナマゲイシャの香りとアロマを持っています。そして、より伝統的なアラビカ品種の後味が強く残ります。
このコーヒーに託された、アウロマールの人たちの深い愛情を感じられるコーヒー。
日本では初めて紹介される、とても貴重なコーヒーが、この新品種「ルパオ」なのです。


ここまで、CROWD ROASTERで扱っている、2種類の希少なパナマコーヒーをご紹介しました。
こうした素晴らしいパナマコーヒーをCROWD ROASTERでは、今後もさらにご紹介していきたいと思っています。

そして、年末年始、恒例のCROWD ROASTER 福袋「HELLO 2024 SUPER ROASTER’S BOX」には、この希少なコーヒーが入っているかも!


2023.12.26
CROWD ROASTER