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カリタ ウェーブドリッパーを使う時に気をつけるポイント

みなさん、こんにちは。
CROWD ROASTERの臼倉です。

近年、より美味しいコーヒーを淹れたいというニーズに応えようと、様々なコーヒー器具が出てきました。

かく言う、私もその日の気分や、銘柄によって様々な器具を使い分けています。

以前の記事で「カリタウェーブドリッパー」の基本的な特性についてご紹介させていただきました。

今回の記事では、実際にカリタウェーブドリッパーを使った抽出方法や、淹れる時に気をつけていることをお伝えいたします。
 

抽出レシピ

カリタウェーブの特徴は、なんといっても「均一性」と「安定性」です。
この特徴を活かしたレシピになるように気をつけています。
 
豆量:20g
抽出量:150ml
注湯量:200ml
蒸らし時間:45秒
抽出時間:1分45秒
 

抽出する上で気をつけていること

抽出する時に抑えるべきポイントは2つです。


①豆量は多めに

一般的なレシピと比べると、豆量を多く使うことをおすすめいたします。
カリタウェーブの特徴の一つとして、底面に3つ穴が空いていることがあげられます。

3つ穴が空いていることによって、1つ穴よりも早くお湯が落ちていきます。
早く落ちる分、しっかりと成分が抽出されずに落ちてしまい、薄いコーヒーになりやすい傾向にあります。

そこで豆量を多く使うことで、薄くなるのをカバーし、しっかりとフレーバーが感じられるような仕上がりを目指します。


②フィルターをしっかりと平行に

ウェーブドリッパーの利点である「均一性」と「安定性」を実現するために、細かい点ですが、フィルターの置き方が非常に重要です。

横からドリッパーを見た時にフィルターが平らになるように置きます。
この時に斜めに傾いていたりするようであれば、しっかりと平行になるように整えます。

フィルターが斜めに置かれていると、傾いている方にお湯が流れやすくなってしまい、均一的な抽出が難しくなります。

そこで抽出する前にしっかりとフィルターを確認しましょう。
 


いかがでしたでしょうか?

カリタウェーブは均一して味わいを取りやすいですので、バランスの良い銘柄や、飲み応えを楽しみたい銘柄との相性が良い印象です。

CROWD ROASTERの銘柄なら、「【SL28】ケニア/キアマバラ/SL28/ウォッシュト」や、「【SJBA】ブラジル/サン・ジョン・グランデ/ブルボン/アナエロビック」のような、バランスが良く、飲みやすい銘柄を飲みたいときに使うのがおすすめです。
 
>>アプリで銘柄を確認する

ぜひ、色々な器具を試して、自分に合う器具を探してみてください!
これからも皆さんに様々な器具や、抽出方法をご紹介していきます。
 
 
2023.09.6
Hiroto Usukura