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CROWD ROASTER 銘柄紹介 (3) ケニア キアマバラコーヒーファクトリー

ローストイベントに参加してみたいけど、銘柄の特徴が分からないから参加しにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方々に向けて、CROWD ROASTERの銘柄を紹介していく本企画。
第3弾は「【SL28】ケニア キアマバラコーヒーファクトリー」のご紹介です。

ケニア・ニエリの名門ファクトリー

 
ケニアにあって、コーヒー生産地として群を抜く知名度と高品質を誇るニエリ地区。
 
世界のロースターに愛されているこの土地には、数々の名門コーヒーファクトリーが名を連ねます。
その中の一つが、ムガガ農協に属する、キアマバラ コーヒーファクトリー。
ニエリらしいしっかりとした甘さをもつと評価される、有名なファクトリーです。
 
ムガガ農協は、近隣の900人のファーマーで構成されています。彼らが生産したチェリーを処理するウォッシングステーションとして、キアマバラは、1980年代初頭にニエリ県カラティナ近郊につくられました。
 
 
このファクトリーは、ファームトレーニングやセミナーによって生産量の安定化・高品質化をめざし、サスティナブルな農園づくりに励んでいます。また、マネージャーは毎年トレーニングを受け、最新の情報を積極的に取り入れているのが特徴です。
 
収穫されたチェリーは、チェリーの状態でファクトリーに持ち込まれます。これは、品質を考えてファクトリーの高性能なパルパーを使用する点、生産処理時間の均一化、そしてウェットプロセス時の排水のリサイクル環境を考慮してのことです。
 

ニエリならではの甘さ、【SL28】キアマバラコーヒーファクトリー

このキアマバラ コーヒーファクトリーで生まれた、この地のテロワールをしっかり感じられる、印象的なコーヒーを紹介します。
 
この「【SL28】キアマバラコーヒーファクトリー」は、品種はSL28、SL34で構成されており、標高は1600m付近という高地での収穫。
プロセスはフリーウォッシュドで、すっきりとした後味も感じられます。
 
基本フレーバー:ベリー、アプリコット
 
パルピング(果肉除去)後に、パーチメントの状態で一晩ファーメンテーションをしてソーキング。その後アフリカンベッドで7〜15日間、天候に合わせて適正に乾燥をさせ仕上げています。
 
こうしたプロセスを経て、このコーヒーならではの複雑なフレーバーを生み出しています。
 
ケニアのウォッシュドらしいキリッとした存在感のある柑橘系を味わえます。
ニエリらしいベリー系のフレーバーに加えて、クリーミーな質感とアンズのような甘さが魅力。
甘味系に寄ったコンプレックスフレーバーが特徴です。

 
 
CROWD ROASTERでは、オーダーの際に焙煎度のリクエストも可能になりました。
個性豊かな銘柄を、ぜひ、日本を代表する焙煎士さんたちにCROWD ROASTERでカスタムオーダーし、自分好みのコーヒーを探してみてください。
 
今後もCROWD ROASTERで取り扱っている銘柄をご紹介していきます。
 

2023.6.7
CROWD ROASTER