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パルプド・ナチュラルの基本【Coffee Fanatic 三神のディープコーヒーワールド 第14回】

 
こんにちは!!Coffee Fanatic 三神です!!

これまで、水洗式=ウオッシュド(Washed)、非水洗式=ナチュラル(Natural)のお話をしてきました。今回からは最後のパートである「パルプド・ナチュラル(Pulped Natural)」を解説していきたいと思います。

パルプド・ナチュラルはスペル的に、Pulped=果肉除去を行った・Natural=ナチュラルであるという事なので、ベースの意味はナチュラルに近いですね。またこの名称からすると、乾燥工程=ナチュラルだという事でしょうか?(/・ω・)/???

しかし、元BSCA会長であるSilvio Leite氏によると、果肉除去を行ったもの(Puplerにかけたもの)はブラジルでは、“Washed”として扱われるとのことでした。ということで、Washed Processのコーヒーが一般的でないブラジルでは、このPulped Naturalがほぼ水洗式としての扱いとなっています。
Ryo Mikami

Ryo Mikami

大学卒業後とある事情からスターバックスに勤めたことをきっかけにコーヒーの可能性に邂逅。紆余曲折を経てスペシャルティコーヒー専門商社に入社。Fanatic道に開眼し、相場考察、産地訪問、品評会審査、大会コーチ、抽出、焙煎、機器提案等コモディティーからスペシャルティまで多岐にわたる業務に通じ現在に至る。CROWD ROASTERアドバイザー。